イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

糖尿病と認知機能障害を併発している方のショートステイの受け入れ先は少ない

4月 22 2015 | 介護全般

24時間働けましぇん

ちかごろ、群青亜鉛が耳にする介護中の方のお困りごとで、多く聞かれる内容はこれであります。

糖尿病と認知機能障害を併発しており、インシュリン注射をしている方は、ショートステイの受け入れ先がほとんどないこと。地域にもよると思いますが。

注射は医療行為にあたるため、高齢者施設に看護師さんが常駐しているか、いないかで変わってくるのだという。

「インシュリンが終わったら、又連絡下さい。」

と、施設の 電話受付の職員さん。

「終わらんやろ。」

と、心の中で、突っ込む介護者家族。

特別養護老人ホームは、上から目線。えらそう。 と、

受付の受け答えに怒っている。

家族介護者は皆、必死で受け入れ施設を探す。 情報を探している。 

あの施設には打診して、こんな返事だった。
この施設はこんな返事だった。
こっちにもあたってみた。
○○さんに聞いたんだけど、こんな施設があったのだね、知らなかった!

などなど。

情報は、欲しい!!と表現し、声をあげる人のところに集まってくるのが常。黙っていても 来やしない。残念ながら、ケアのプロの方もあてにはならず、結局は人によるのだ、という声も聞かれる。

インシュリン注射は、今、 万年筆型の注射器になっているそうだ。針は糸のように細くて、注射時殆ど痛みは感じないよとおっしゃる。 太ももにチクッと刺すだけなのだそうで、昔とは違い扱いが楽なのだそうだ。 たん吸引より遥かに楽です、とプロの方はおっしゃったそうな。 家族はそんなプロのつぶやきを聞いて思うのだ。なんで 介護職の方も対応してもらえるように出来ないのだろうかと。

「ご家族や、ご本人が、インスリン注射をしてくれるならば、ショートステイの受け入れは可能だが、そうでないならば、 高齢者施設では看護師さんが常駐している訳ではないので、管理しきれない。」
施設からは、そんな返答が多いとのこと。

認知機能障害を持っている方の場合、自分で管理など無理である、、、。

その他、医療と介護の連携がかみ合わず、もどかしいと思われる例は、たん吸引に関してがわかりやすいだろうか。これは既に改革がなされているのだが。

たんの吸引は、平成24年度より、一定の研修を終了をすると、介護職(介護福祉士・社会福祉士など)の方にも許可がおりる様になった。医師の指示、看護師等との連携の下に、です。祖母の入居する特別養護老人ホームも、この時期、一気に職員さんが資格を取られたと聞いている。どの施設もそうなのだろうと思っていると、そうでもない様子。

施設ではないが、訪問介護の事業所などでは、資格を取ることを促しても、職員さんが受講したがらず、資格を持つ人は増えないのだという声も最近聞いた。

在宅で介護する家族は、訪問介護のヘルパーさんにたん吸引をお願いしたいが、事業所が対応していない等々、で、訪問介護の時でも、ゆっくりとはできないのだとおっしゃいます。法の整備は進んでも、現状はまだまだ追いついていないのだという。

在宅介護も長期化すると、家族も年齢を重ね、体力も気力も弱って来ます。在宅介護を推し進めている国だが、今日取り上げた様に、医療と介護の連携がうまく行かず、困っている介護中の方は多い。

専門家じゃないんだけど、何か、家族が出来る行動が ないものかなあ。



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。明るくおもろく大真面目に介護とコミュニケーションの現状と問題と次の一歩を発信中。祖母への”イッチョカミ介護”実践し22年。
◆介護関連著書◆
明るい介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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