イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

家族はなかなか落ち着いて介護記録を読むことが出来ないのよね

4月 05 2015 | 介護全般

20140911_2車いすからの滑り落ち記録、記録、記録。

介護記録ッて難しいんだなあ〜ひゃ〜っと、祖母が入居する特別養護老人ホームのを読ませて頂きながら思っている。今まではあんまり意識して読んでいなかったのですが、見直すのも結構大事なんですね。

確か毎月送ってもらってるのだったっけ、あるいはケアプラン会議の時に見せてもらうのだったっけ?しょっちゅう行っていると行っているからオッケー、日々顔をみているからオッケーとなって細かいことなど覚えていないものである。家族は日々の訪問で必死である。あまり余裕がない。そんな時、施設側の記録は、客観的な視点で書いてあるのでとても助かる。

さて。ちょっとした語尾の言葉の使い方で、家族があとから読ませて頂いた時に、印象がとっても変わるのね〜。これは発見ですね。

ああそうそうこの書き方だったら違和感ないわ、家族が言いたかったことがちゃんと伝達されているわ、とか。
あら?これだったら、いろいろ言うた家族が悪者みたいに感じられちゃう書き方だわね〜(失礼!)。せっかく職員さんがしっかりみて下さってるのに、書き方一つで損してる感じがしてもったいない気がするわぁ、等々。へー、ほー、はー、とかそんなことを思います。(ああ、うるさい家族でスンマセン)

家族のばあちゃんへの思いも短い言葉に組み込まれているわ、とか、でこれは結局どうなったのかしら?大事なその後がどうなったのかわかんないわねぇ、とか。書き方一つでイロイロな事が見えてくるので勉強になる。

施設によって記す内容にはかなり差があると聞く。生活の記録なんていうのも、しっかりあると嬉しい。祖母が「あはっ」と笑ったなんて記してあると、家族としては職員さんとのやり取りが想像出来て嬉しい。

きっと書き方については、全国津々浦々の施設で研修を積み重ねておられるに違いない。これも職員さんは、試行錯誤されながら、百戦錬磨ね。的確に記していかれるのだろうなあと感じる次第です。

冒頭イラストは、私が介助している最中に、祖母が車イスから滑り落ちた日の記憶と記録。こんな時は、施設側の記録は、ちょっと長いめに記してあります。



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。明るくおもろく大真面目に介護とコミュニケーションの現状と問題と次の一歩を発信中。祖母への”イッチョカミ介護”実践し22年。
◆介護関連著書◆
明るい介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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2 Responses to “家族はなかなか落ち着いて介護記録を読むことが出来ないのよね”

  1. カンズ

    はじめまして。

    特別養護老人ホームに勤務しておりますが、私共の施設は御家族に個人記録を公開していません。
    昼間は寝たきりの方ですと「食事のみ離床しています」と書き、起きている方ですと「フロアで過ごされています」と書いていることが多いです。
    夜間も特別な事がない限りは、2時か3時に「良眠」と書いています。
    なぜなら、個人記録を書くのに時間は与えられず、勤務中に暇を見つけて書くので、手短に済ませてしまおうとするからです。
    御家族が読むとなれば、記録も違ってくるのかもしれませんが…(´・・`)

    亜鉛さんのブログを読ませて頂き、”このままではいけない!“と、焦りを感じています。
    自分だけでも、利用者様の事を詳しく記録と言える内容を残せるようにしていきたいと思います。

    有り難う御座いました。

    15 4月 2015 at 9:50 PM

  2. gunjoaen

    こんにちは。カンズ様。 コメント下さりありがとうございます。
    肩肘張らず書き込みましたことにコメント頂けると なんだかとても嬉しいですね。

    おそらく、介護記録は、普通は公開していないのでは。

    一般的には家族の要望があったら見せて頂ける形のものだと聞いた事があります。
    それぞれの施設によって異なるのではないでしょうか。

    お忙しい合間の介護記録は大変だと感じます。
    その中で、いかに短い言葉で、的確に、申し送りも含めて、第三者にわかる様に、書き込まれるか、、、、というのは、
    職員さんそれぞれのご経験の積み重ねで、洗練されていくものなのだろうなあと感じます。

    「どうだったから、こんな対応をして、結果こうでした。」当たり前の表現なのですが。

    祖母のケア記録を読ませて頂きながら、時々短いながらも、絶妙に的確な表記に出会うと、「おお〜っ!素晴らしいっ!サスガ!」と家族はうれしくなったりします。単純なものですなあ〜。 ほうほう。

    17 4月 2015 at 11:28 AM

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