イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

ポジショニング用のクッションやピローを手作りするということ

3月 31 2015 | 介護福祉用具

20140415お手製三角クッショ

こんにちは。介護イラストレーターの群青亜鉛です。

じわじわと、ポジショニングについてひろまりを感じています。

クッションをどうするの?はどの施設でも苦戦されているのではないでしょうか。多数の人間が関わるわけではないご自宅で介護されているご家族の方が、案外扱い(管理等)は楽かもしれません。

施設全部で統一したものを使っているところはどれぐらいあるのでしょうか〜。クッションは購入すると高価ですから。

祖母の場合はサイズも色も、仕様もまちまちの手作りです。統一されているわけではないので、職員さんが伝達するのもなかなか大変だろうなあすみません、と思いながらあてたり一生懸命伝達したり。冒頭の画像は、低反発の枕をそぎ切りにして作ったお手製クッションです。綿100パーセントの布で、手縫いでステテテテと縫ってしまいます。結構重宝致します。

前々回もここに記しましたが、大学でなされているポジショニングに関する研究の、研究論文を呼んでいてうれしくなる記述がありました。

特養施設との共同の取り組みで、2施設での事例検討が掲載されていましたが、片方の特養ホーム。施設の作業療法士さんが一括して、手作りで作成されているそうで素晴らしいです。

入居されている方に、いろいろと作っていたら、サイズやあてがう箇所等に一定の法則があることに気づき、パターンを決めて作られているそうです。外側はコットン100パーセント。中に入れる綿もコットン100パーセントで、中綿はリサイクルされている様子。ファスナーや縫い目等は、皮膚にあたらない様に作るのだそうです。

記載は 2009年!(早いですね!)ですから、今も継続されているのでしょうか。あるいは、市販のクッションやポジショニングピローで併用されているかもしれません。

論文の事例検討を拝見すると、ポジショニングピローを使用されている写真は、とても使用している方が安楽な様子に見えます。実際そうなのでしょう〜。

そうそう、木林身江子先生(静岡短期大学の静岡県立大学短期大学部 介護福祉学科 介護福祉専攻 講師)より、メールを頂きました。一部掲載させて頂きます。

1月のポジショニングについての私の講話を聞いて下さった家族介護者の方が、行動を起こされたとのこと。
自宅で介護をされているお父様の入院の際、私にならって、病院までポジショニング用のクッションを持ち込まれたそうです。病院のナースさんからも、そのクッションは重宝がられ、入院中もポジショニングを継続できているとのこと。

嬉しいですね!入院中が一番大変だと思うのです。病院の看護師さんが、寝る姿勢を整える事について学ばれている方ばかりだといいのですが、祖母の入院した病院ではそうではありませんでした。ご家族のクッションの持ち込みは多量で大変ですが、お疲れの出ません様に。効果が表れている!という実感を、大事にして下さいませ。家族の実感は、何より説得力がありますもの〜っ。(^^)/

20140402病院へ持ち込みクッション



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。明るくおもろく大真面目に介護とコミュニケーションの現状と問題と次の一歩を発信中。祖母への”イッチョカミ介護”実践し22年。
◆介護関連著書◆
明るい介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

Posted by | no comments for now

にほんブログ村 介護ブログへ人気ブログランキングへ

Comments RSS

コメントはココ


*送信前にお読みください。
初めての方の投稿は「管理人の確認後に表示されます」のでご注意ください。返信等は、普段このコメント欄に書き込みします。メールの返信をご希望の方は、その旨お書き添えください。