イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護用シリコンジェルクッションに、骨盤底部の坐骨刺さるの図

3月 17 2015 | 介護福祉用具

車イスや椅子用シリコンジェルクッションぼろぼろの図
おはようございます。ぐんじょうあえんです。ゆっくりしてると、なんだか全然お伝えしたいことがたまって行くばっかりなので小出しに〜。本日は写真のみです。

これはシリコンジェル状の座面に敷くクッションで、エアーを入れるタイプのものです。エアブロックとも言う様です。一カ所だけに圧がかかり続けると、どれだけ品質が変わるかでご覧下さい。ロホクッションを使う前に祖母が使っていたもの。今はこのタイプは少ないのかな?正しくお使い下さいね〜の意味をこめて。

坐骨がいつも刺さる部分だけ、水色部分のシリコンジェルが変質している箇所の拡大図です。極端によれているのがわかりますでしょうか。それだけここに圧がかかっていたということです。ちゃんと空気がはいっていないと、こわいですね〜。

↓最初はこんな、ぷりっとしたジェルなんですよ。それがつぶれてぐちゃぐちゃ〜っとなります。
車イス・椅子用エアー+シリコンジェルクッション、さらっぴん、ぷりぷりな図
下の透明部分に空気が入っています。満タンいれたらいいわけではないとのこと。余計表面がかちかちになって、褥瘡になってしまいますから。このエアを入れるタイプのクッションは、床ずれ予防、褥瘡予防として、活用されていると思いますが、使い方次第で効果は変わります。ちゃんと空気圧の調整が必要です。放っておいてよくなるわけではないので、まめな空気圧チェックを〜。

車イス・椅子用シリコンジェルクッション坐骨の箇所がぼろぼろの図
自然に沈む感じでしょうか。お尻いたくない?と聞いてあげてくださいませ。

車イス・椅子用エアー+シリコンジェルクッション手で持ってみるこのクッションは、手で持つとこんな感じのものです。カバーをしてしまうので、へたり具合がわかりづらくなります。

車イス座面には板を敷いて使っていましたので、最初はこのクッションの下はすぐ板でした。底付き(※)してしまいました。はい、皆さん想像なさるとおり、この坐骨結節の部分、一昨年から昨年春に掛けて褥瘡になってしまいました。対策はこのクッションの2段重ねに。そして、最終的にはロホクッションの7センチ高にしました。体が動かせない人は、もじもじも出来ません。床ずれが出来てしまうと、治すのはほんまに大変です。ご注意下さいませね。

※用語解説
【底づき】

bottoming out
 体圧分散用具を用いても,身体表面が下の硬い支持面に接し,体圧分散が効果的に行われていない状態。 体圧分散用具の下に手の平を上にして腕を差し入れようとしたときに,体圧分散用具上にある身体に触れたり,重みが感じられる現象。
日本褥瘡学会用語集より。



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。明るくおもろく大真面目に介護とコミュニケーションの現状と問題を発信中。祖母への”イッチョカミ介護”実践し22年。
◆介護関連著書◆
明るい介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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