イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

なんで上手く飲み込めないん?その3(飲み込む前に難関があった)

3月 09 2011 | 人の身体と動作

食べ物を、何気なく飲み込む前には難関がありました。、なんです。「舌の坂」。坂を上るには、力がいります。引力に反する力がいります。イラストをご覧下さい。左図は、舌の坂を食べ物を担いだ群青がこともなげに歩いています。右図は、ばば様が、進みたいのですが急な舌の坂に途方にくれています。

若い時(左図)は、喉に食物が行くまでに、別になにも気にする事無く食べ物を送り込めたと思います(舌の力や咀嚼力等)。ですが、年齢を重ねるとそうはいかず、(右図)口に入ったはいいが、その食べ物の送り込みがうまくいかないというわけなのだそう。

そして、この口の中の角度というのが、外見では、口から耳を繋いだ線でわかるそうなのです。(紫ライン)これが、ポイント。口を閉じて咀嚼している時の口の状態での角度なので、厳密に言うとこのイラストとは事なるのですが、「舌の坂」を理解して頂く為に、口を開けている図解にしました。ご了承下さいませ。(つづく)


【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】

(↓201405追記)
103歳特養ホーム入所中 祖母ばあこをトキドキ通い介護中。カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信17年目。
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


※今日はじめて見られる方は、なんで上手く飲み込めないん?の、その1 から何度か読み返してみて下さい。飲み込みへの理解が深まります〜。
あくまでも、群青が祖母の食事介助をしていて、気づいた事から発展させて書いております。
☆群青*介護Blog☆
なんで上手く飲み込めないん?シリーズ
その1(飲み込む時どうしてる?)
その2(飲み込むときゃ、誰でもうなずき加減)
その3(飲み込む前に難関があった)
その4(普段の食事どきはどんな姿勢?)
その5(急な舌の坂は運ぶのが大変なの)
その6(口の中を坂道でなく、平地にしてみる)
その7(のどが伸び切ってるのとちゃいますか?)
その8(思い切って背もたれを倒してみる)
その9(車椅子ごと角度を変えてみる)
その10(入院時ベッドでの食事介助)
その11(スタアのミネラルウォータ吸うお姿)
その12(ストロー吸いは高度な技)
その13(支援物資、介護食用とろみ材なるもの)
その14(食べる時の姿勢を正し過ぎると食べにくくなった)
その15(自力でスプーンが使えるなら意地でも使え)
その16(いい食事姿勢と、体の動く範囲との兼ね合いは微妙)
その17(えっ?口の中にも麻痺側と健側があるの?)
その18(食事介護知らぬは罪。口の中の健側まひ側)
その19(食事の飲み込み時、下を向く)
その20(いい食事姿勢?じいちゃんばあちゃんになりきる)

参考ホームページ:
理学療法士 大渕哲也さんの「老人介護についての個人的HP」 内、
食事の援助について〜食事の ”相”と姿勢を中心に
上記の項目を読まれると、かなり理解度が高まります。ページ数は膨大ですが・・・


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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