イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

家族は施設入居の本人を殆ど知らない

11月 20 2014 | ばあちゃん日記

    つるりん。こうがいすい
    ばあちゃんが特別養護老人ホームに入居して12年である。
    祖母の事は家族が一番よう知ってると思っていたのですが、もうそれは完璧に間違いですな。

    整腸を考えて母がここ2年位いつも食べさせていたヨーグルトが、実は祖母は嫌いだった事。それを家族がわかったのは、スタッフさんからのお話の累計により、まったくもって最近だったこと。

    食事前と後には必ず、いただきますと、ごちそうさまの挨拶をしているらしいこと。
    家族は無理矢理声を出さすという事をしていたが、
    スタッフさんの前では自然に出来ているらしいということ。

    家族に見せている顔と、スタッフさん一人一人に見せている顔はどうも違うようである。
    だから、スタッフさんと話をしていると、
    知らないばあちゃんの顔がぽこっぽこっと知れて、へええええっ?と驚く事が多い。

    気がつくところがスタッフさんそれぞれ違うので、
    ひとまとめにすると、家族がまったく知らない 『ばあちゃん像』が浮かびあがってくる。これがまたおもろいのだ。

    嫌いな食事は、ぶわああああっと吐き出す事とか。ほんとに嫌なものにはぷいと見向きもしないとか。

    わかってんだかわかってないんだか、結構素知らぬ顔なのだが、ちろーんと人を見るその目は、なんだかきっと全部まるっぽお見通しよ、な印象である。長期に渡って、数多くの人から介助を受けて、百戦錬磨の処世術を身につけたのであろうか。

    「あはっ」と、笑い、
    ほとんどしゃべりもしないのだが、
    まあ存在感のある人であるのは間違いないよなあ。


    gunjoaen

    【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター
    カイゴのつれづれを、家族介護者の視点からえっちらおっちらWebにて発信17年目。103歳ばあちゃんの介護にいっちょかみして22年。
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」連載中>こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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