イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

最期のぽきぽきケアへの不安

11月 09 2014 | 介護全般

20141109ほねほね人手が足りない現場よね。
病院は介護の場じゃなくて、治療の場よね。

そうですよね。ごもっとも。

でも、ああ。もしもの最後の最期で、身内が、ばあちゃんが旅立ったあとに、まあ言えば、ちゃんと規格の箱のサイズに収まる様に、ポキポキされることになるのは、とても嫌ですのよねえ。せっかく入居施設でポジショニング奮闘していただいてきたのに。病院で、あれっ?なんてことになるのはがっくりきてしまうと感じます。

ばあちゃん元気な時に言うものなんですが。

すいっと、だれもが普通にお棺に収まるものだと抵抗無く思っていたのは何にも知らん時だけですね。拘縮が強くなってしまうと、どう考えても、収まりませんよねえ。

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先日、理学療法士おおふちてつやさんの研修を受講いたしました。前回受講した研修は車イスシーティングの内容でしたが、今回はポジショニングに関する内容でした。 その時の約100名の受講者の半数が、看護師さんだったそうです。

今まではセラピストの方や介護職の方が多いのが常だったそうですが、看護職が過半数だと話されていました。 家族介護者の一人として、病院でポジショニングの理解が進む事をとても嬉しく感じました。

拘縮はしかたがないものというのが、よくありがちな介護現場の悪しき常識?なのだそうですが、確実にリラックス出来る方法は現場で培われているように感じます。いえいえ、もう確立されているのですよね。 教科書にはまだ記されていない段階とのことですが、介護の現場、看護の現場でも、今出来る事に知恵を絞り取り組んで頂けたらなあと、勝手ながら思う次第です。

家族の方も知識を持っていると対応が出来るので、私はポジショニングやポスチャリングあるいはシーティング等の学びを目の前の方のために学ばれるのも一つだという考えです。家族も体を壊さないためにも学びたい。

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私は、、、祖母が入院した時は、毎回、、、ぴらっ、と布団をめくり、あ、これは知識がある方がちゃんと対応してくださっているポジショニングね、よかった。なんていって、ついついチェックしちゃいますもんで。あるいはじっと見ていて、後はやりますから、といって直してしまう。でも直せるのは、介助者に直す体力がまだあるから出来る事なのですよね。 本当にしんどくなったら、もうされるがままになってしまいます。

見えすぎるとしんどいですが、何もわからないままわやくちゃにされるよりも、よほどのときは突っ込める位でいる方が良いよねえ、と私は思っています。

特に入院時に多いですが、ぎったんばったんの体位変換や、最低限のマニュアル通りのなんも考えていないクッションあてに家族はがっかり来ます。

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同じクッションあてるなら、ちゃんと拘縮のこととか、抗重力筋のこととか、横隔膜呼吸が抑制されるから呼吸補助筋が一生懸命動いて、肺にはいる空気の量を増やそうとして逆に緊張するのよね、とかいうところをわかった上で対応して戴けると、、、嬉しいのですが〜。時間がかかったりその方の既往歴などを考えながらするのは対応がとても大変ではありますが。 とはいえ、私のは受け売りです、なにえらそうに言うてんねん、というところでありまするが。

止まって、黄昏れている暇があるなら、前向きに行動したいですなあ。(自分に言うてますよう。)でも、黄昏れる時間も大事ですからねえ。まあ。なんのかんので。出来る事をやっていきましょう〜。

近頃あんまり整理できないまま、書き込んでいますが、本日はこんなところで。思うままに。



↓こちらはきっとプラスになる!介護ライブラリでの連載です「群青亜鉛の自宅で介護お助けヒント集」ポジショニングに関するものを取り上げました。どうぞご覧になってください。

第15回寝る姿勢を整える編(安楽になったときの驚き)
第18回寝る姿勢を整える編2(腹式呼吸出来てます?)
第19回寝る姿勢を整える編3(地球にいる限り逃れられない)
第20回 拘縮がある人の緊張と呼吸の関係編


ハイパーお掃除中gunjoaen


gunjoaen
【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : 介護イラストレーター
プロフィール:介護とコミュニケーションの現状と次の一歩を明るくおもろく大真面目に発信中。
介護ライブラリ:介護トピックスコーナー「自宅で介護お助けヒント集」連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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