いざって移動という手段もある〜介護生活のイメージ
祖母(ばあこ)は脳梗塞で倒れる前まではいざって家中動きまわっていました。(膝ではなく、おしりをついたまま手と足をつかって。)座位移動と言うのでしょうか。床座、長座位も上手いこと使いながら、トイレもこんな感じで、この状態から手すりを支えにして、便座によっこいせと座ります。描いてはいませんが、手前の壁には、2本段違いの手すりがあります。
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日本式家屋は敷居などの凹凸や、タンスなどを置いてある事が多く、介護しにくいと言いますが、いえ捨てたものではありません。立てなくても、歩けなくても、ブリッジ(?)式で移動が出来たりします。そんな介護生活のイメージもあります。住み慣れた環境で住み続けたい、と思った時に、選択肢は一つではありませぬ〜。
〜gooウェブ辞書より〜
いざる[動ラ五(四)]《「い」は座る、「さる」は移動する意》
1 座ったままで進む。立たないで、ひざがしらや尻をつけたままで進む。膝行(しっこう)する。「―・って仏前に進む」
(群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター)
《追記です2014年5月》
プロフィール:在宅で9年半親戚同士で介護の後、103歳特養ホーム入所中祖母ばあこをトキドキ通い介護中12年目。カイゴのつれづれを、介護者家族の視点から、えっちらおっちらウェブにて1998年より発信。
介護ライブラリにて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中>こちら
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