イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

痒いところに、手は届かせたいのに

9月 25 2014 | 人の身体と動作

20140926_kayuitokoroni

痒いところが掻けないとすると。

きっといじいじする。

家のテレビの下の棚にあるのは、ばあちゃんの木製 [孫の手]である。

ほんまもんの孫の手はどんなもんかい? ぐんじょーあえんは気が利かないんで、ばあちゃんの背中を掻いた記憶はほとんどない。(吹き出物の、脂肪を押し出すことは今でも沢山しているぞ。ぷちっ。)

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「背中を掻かせてもらえる」というのは信頼関係が出来ている証拠。
背中を掻く、ということをさせてもらうには、その人から認めてもらわんと出来ない介助であるぞよ。

-痒いんやけど、掻いて。
-ああ、そう。かゆいのんいややんね、このへん?
-ちゃう。
-こっち?
-ちゃう。
-こっち?
-そうそう。そこそこ。

おそらくそれは、在宅介護時には叔母が担当してくれていたと思うのだ。

そのほか。似た例がある。

○○さんが介助しているときは、必ず大が出る。というのも同系列だと思う。これは介護が長い方はおわかりだと思いますが、褒め言葉ですよね明らかに。 ○○さんが来てくれてる間、リラックス出来ているということだから、、、。

(介護中心者の母はいつも困ったように今日もばあは大が出たと報告をくれるが、これにはかなり自慢が含まれているのをあたしゃ知っているぞー。)

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ばあちゃんは、きっとたまらなく痒いときというのがあると思う。手が後ろまでまわせなくなって、うん十年である。

よし、今度は聞いてみよう。背中掻いたろか?

やはり、痒いところに手は届かせたいのう。
イメージで、手をぶんと振って、掻いてみるか。

    



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。”いっちょかみ介護”実践する。
◆介護関連著書2冊
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
 介護ライブラリ・トップページ〜介護の悩みを減らしたい〜

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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