イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

プロも難しいと言う座らせ方ーばあこ車椅子座位

10月 13 2014 | 介護福祉用具

ポジショニング伝達掲示_家族から

こんにちは。高齢者介護に特化したイラストレーター群青亜鉛(ぐんじょうあえん)と申します。いらっしゃいませ。

「これはね〜座らせるの難しいですよ。」新しい車いすを購入した為、フィッティングに来て下さった、業者さんの理学療法士さんがおっしゃった。先月の事である。モジュラー式のティルト&リクライニング機能付き車椅子である。

今までの車いすでも座らせるのは難しかった。先日も以前の車いすの画像をアップしたが、あちこちにクッションを縫い付けたいわゆる魔改造車いす。けれどその機種は、施設内で使う方が何名もおられ、職員さんは操作にさほど苦労はなかったのでは。 難しいのは座らせ方だけだった。

以前の車いすの全体像はこちら。
チープに見えても、必要なこと(車いすシーティング)
(※この車椅子には背中の中折れ機能があったが、4年前のモデルなためか、祖母の円背にカーブが沿うだけ。中折れ軸が下の方すぎて、祖母の体には合わず、その機能を活かして使う事がなかった。)
——————-
(2015年0719追記)
中折れする位置というのは胸椎10番位から上に30度位なのだといいそうである。再度、前記の記述を読むが、中折れ軸が下の方過ぎる、というくだり、どっちかな、、、逆のようにも感じる。この車イスを使ってたときは、中折れ軸が上の方、、、だったんじゃないかなあ。写真をもっと見直さなくちゃわからないなあ。 という様に、合わないと、介助者の自己満足になってしまうのであります。
——————-
その機種より、ひとまわり大きく感じる新しい車いす。操作がさらに高度か。

>いくら上等なモジュラー式車いすでも、介助者の座らせ方一つで危険な道具にもなると感じています。滑り座りになってしまったり、褥瘡が出来てしまったり、拘縮は進んだりします。想定外の使い方をすると体に傷も出来ます。高性能であっても福祉用具のせっかくのセールスポイントを生かせないことの要因は探せばいくらでもあると感じます。それを少しでも減らしたい〜とあれこれ奮闘するのですよね〜。

これは過日、コメントをいただいた方に対しての返信に書かせて頂いた私のコメントからの抜粋です。

新しい祖母の車いすには、骨盤を支える機能がついています。(イラストのお試しの機器にもついています)ずり座りになると、この支えが肋骨に食い込みます。シートでカバーがしてありわかり難いのですが、この点を先日特別養護老人ホームの主任さんに申し送りをした。正しく座らせていると問題ないものが、少し違うだけで体を傷つけることにもなりかねない。(だが、結構ずり落ちても寝心地はいいらしく、無防備にくかーっと、居眠りをしていた。)

足元はまだまだ触る必要があるなと確認出来ました。

膝の屈曲拘縮がきつくなっているので、身内が難しいなあと思っているポータブルトイレへの移乗介助(天井走行式移動リフトを使用)も、職員さんたちは、余り困らずにそれぞれがちょっとしたテクニックを使って介助をして下さっている様子。

近頃ホネホネのばあこである。家族は心配するのが仕事みたいなもんですが。職員さんの方が家族よりはるかに毎日接していて、祖母のことを良く知って下さっているようで、ほっと致しました。やはり職員さんとはまめまめにお話をするのが一番です。

なんだか羅列になってしまいましたが、経過報告まで。
言い換えると、《膝が伸展しない人用の車椅子の車イスの工夫》とその座らせ方です。



gunjoaen
【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : 介護イラストレーター

プロフィール:介護とコミュニケーションの現状と問題点を明るくおもろく大真面目に発信中。
Webマガジン介護ライブラリにて:介護トピックスコーナー「自宅で介護お助けヒント集」連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

Posted by | no comments for now

にほんブログ村 介護ブログへ人気ブログランキングへ

Comments RSS

コメントはココ


*送信前にお読みください。
初めての方の投稿は「管理人の確認後に表示されます」のでご注意ください。返信等は、普段このコメント欄に書き込みします。メールの返信をご希望の方は、その旨お書き添えください。