イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

エアマット使ってたのに、なんで新しい箇所に褥瘡出来るんだ?

4月 07 2014 | 病院・お医者さん

姐さんお背中流しやしょうか

入院するとじょくそう進む?

祖母退院。御年103歳。特養に戻った次の日の朝、スタッフさんが看護師さんと共に、身体の状態を点検下さったのだが驚きの表情。

介護中心者の母から伝言を言付かったのだが、そうなのだ、心配していることは皆同じ。 入院前はなんともなかった背骨の下の方が、ボコっと腫れて赤くなっているのだ。傷にはなっていないが、第10胸椎の辺りか。

見落としがち。背中の胸椎の出っ張り

一週間の入院だったのだが、3日目からエアマットになり安心しきっていた。付き添いの母は、どちらかというと食事介助に懸命で、皮膚にまで気がまわらない。(私、孫ぐんじょーは夕方から夜にかけての交替要員。)

今回の入院も最初は通常のマットレスだったのだが(とは言えじょくそう対応の少し固め寄り)、看護師さんに伝えて、どうにか空いたエアマットレスを廻してもらったのに、である。

内科は現在高齢者の入院が多いとのこと。褥瘡対応の柔らかめのマットレスは出払ってしまっていて、初日と2日目には対応出来なかった。今回は詰所に直接出向き、看護師さんとは入院患者さんのリストを見ながらのお話だったので、ほんまに在庫がないのね〜と納得出来た。しっかりと看護師さんとお話をすることは大事です。

よほどの重症の方が入院されたら、エアマットレスはその方に廻して下さいねと看護師さんにお話すると、「いえいえ103歳はご高齢、充分ハイリスクですからいいんですよ」とのことでありました。ああ、そうなのねハイリスクなのねん。

エアマットの圧の設定、共有されていない?

最初のマットの空気圧の設定が、体重50キロぐらいの人に対する圧になっていた。空気パンパンで張り過ぎあかんやんと途中で私が祖母の体重である30キロ代の設定に変えた。よくわからぬまま触ってしまっていたのだが、もしやこれがあかんかったのか?

その病室での体位交換は4、5時間おきだそうで、「えっ?入所中特養では2時間おきよ? 」と思ったが仕方が無い。

時代で変わる体位交換する時間

昔は2時間おきの体位交換をしていたとのことだが、近頃は睡眠を優先して、眠りを邪魔しないように、よほどひどい褥瘡で無い限り、体位交換は 4時間おき位なのだそうだ。

うーむ。でもでも、、、。
やはり気になるので、次の日2時間おきに看護師さんにお願いできないかと伝えると、昼は、少しは増やせるかもしれないとの返信。夜は難しいがとのこと。

で。それであんまり時間はチェック気にし過ぎぬ様にし、家族では出来る事をしようということになったが。

原因がわからない。

誤嚥性肺炎1週間の入院で、背骨周辺の背中に腫れが増えましたとさ。

ポジショニングのクッションも一式持ち込みで、スライディングシートも持ち込みしたのだが、、、。

なんでなんで?エアマットの調整があかんかったのかしら??とぽけっと考えていると、以前、仕事でエアマットの空気圧の調整の仕方をイラスト描いていたことを思い出した。あっ、、、!!だがその内容をまったく覚えていない、、、。確かエアマットの下に手を差し入れて、指先を立てて、寝ている人の体圧のかかり具合をみるイラストだったような、、、???(後日確認したが、今はエアマットもっと進化していました)

入院で病状は良くなるが褥瘡お持ち帰り

エアマット使ったから安心ってわけじゃないのね。正しく使わないと、体を痛めるのね。誤嚥性肺炎はよくなるが、入院してなんで新しい褥瘡(疾患でありまするよね)をお持ち帰りしなくちゃいけないんだい。なんだか納得いかないねぇ。とっても納得いかないねぇ。

(↓追記)
※エアマットへのポジショニングに関しては、通常のマットレスの場合と同じで良いのだそうです。このポジショニングへの入り口は、末尾連載中、「自宅で介護お助けヒント集」の中のポジショニングの入り口 の項目をご覧下さいませ。入り口の考えなどをわかりやすく記しています。


gunjoaen

(↓2015年追記)
現在の体位交換の常識は、必ずしも、2〜3時間おきではなく、その方に応じてするそうです。

【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : 介護イラストレーター
(↓追記2014年10月)
プロフィール:介護とコミュニケーションの現状と問題点を明るくおもろく大真面目に発信中。103歳特養ホーム入所中祖母ばあこをトキドキ通い介護中12年目。親戚同士での在宅介護を9年半。
介護ライブラリ:介護トピックスコーナー「自宅で介護お助けヒント集」連載中こちら2014年10/7追記→(寝返り介助の時間や、理由も、今はだんだん変わって来ている様子。理学療法士さんから伺った最近の傾向などは、また近々ブログにて更新致します。)


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

Posted by | no comments for now

にほんブログ村 介護ブログへ人気ブログランキングへ

Comments RSS

コメントはココ


*送信前にお読みください。
初めての方の投稿は「管理人の確認後に表示されます」のでご注意ください。返信等は、普段このコメント欄に書き込みします。メールの返信をご希望の方は、その旨お書き添えください。