イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

新知見に基づく 摂食嚥下アニメーション「摂食嚥下の解剖生理」Anatomy and physiology of feeding and swallowing(矢状断面図)

3月 25 2014 | 人の身体と動作

更新履歴:
(2015/02/15)動画の左右反転バージョンを公開致しました。

(2014/12/25)監修の牧野日和先生より「専門職のみなさまへ 新動画のポイント(新知見に基づく)」の追記を戴きました。
(2014/12/22)動画「摂食・嚥下の解剖生理」を、改編バージョンに差し替えました。旧バージョンをご利用の方は、再度ダウンロードをお願い致します。

改編_摂食・嚥下の解剖生理_1.咀嚼-嚥下
改編_動画_摂食・嚥下の解剖生理_1.咀嚼-嚥下_右反転_監修:牧野日和_イラスト:群青亜鉛

この動画使用について動画 :『 摂食・嚥下の解剖生理_1.咀嚼-嚥下』監修:愛知学院大学 牧野日和,イラスト:群青亜鉛

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

本動画は、クリエイティブ・コモンズ 表示 – 改変禁止 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
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イラストレーター群青亜鉛 (当ブログ管理者)

飲み込み、擦り込み、思い込み?

のどの奥の構造は、素人には良くわかりません。どんな風に動いているのかなんて、さっぱりです。

~飲み込みの時はね、のどの奥の喉頭蓋っていう蓋がね、気管の入り口にぴったり塞がるから、食べ物が気管に入らずに食道に蠕動運動で導かれるのよ~

これは私や皆様が知り学んで来た嚥下の仕組みではないでしょうか? 近頃はそうではないことがわかってきたのだそうです。

愛知学院大学 歯学博士・言語聴覚士 牧野日和先生の監修で、動画を作成させていただくこととなりました。

この動画は自由にお使い出来る様、配布致します。冒頭と末尾にご使用についての注意事項がございますので、あわせてお読み下さい。

動画「摂食・嚥下の解剖生理 1.咀嚼-嚥下」について

以下、牧野日和先生よりコメントを戴きました。

わが国における摂食・嚥下障害者への支援が本格化したのは、平成以降といっても過言ではありません。

当時は誰もが手探りの中で(理論も知らずに)支援を行わざるを得ませんでしたが、最近では摂食・嚥下領域の研究や実践が活発化し、至る所で書籍や論文、インターネット、講演会などから、より専門的な情報を得られるようになりました。

この摂食・嚥下分野は5年も経過すれば新しい知見に塗り替えられるなど、まさに日進月歩の、最も飛躍的に成長している領域といえるでしょう。

この度は、イラストレーターの群青亜鉛さんとのコラボレーションが実現し、新知見に基づいた、現段階で日本ではあまり馴染みのない動画を作製する運びとなりました。

この動画では、palmerらによるProcess Modelや、喉頭閉鎖の正しい解剖生理を反映させております。

日本では従来より、飲み込み時に喉頭蓋というフタが気管の入口を塞ぎ、誤嚥を防止すると教育されてきました。しかし現在は、気管の入口(披裂軟骨)自体や気管の中側(声門)が閉まることが、より重要であることが証明され、その新知見に沿ったアセスメントや支援法が求められています。

「的を射た支援」の前提には「正しい知識」が必要であります。今回のわれわれの試みが、摂食・嚥下障害がある当事者やその家族、また全国で活躍する支援者のお役に立てられれば幸いです。

*群青亜鉛さんのご厚意で、この動画「摂食・嚥下の解剖生理 1.咀嚼-嚥下」は、出典を明記すればだれでもご自由にお使いいただけることとなりました。

専門職のみなさまへ
  新動画のポイント(新知見に基づく)

1.プロセスモデルの表現
(嚥下反射惹起部位の正しい表現)
2.嚥下時の咽頭収縮
(舌根と中咽頭の接触)
3.喉頭閉鎖時の被裂軟骨部と喉頭蓋基底部の接触
(喉頭挙上とあいまって伸びたように見える)
4.声門閉鎖
(嚥下時に気管が長方形に見える、嚥下透視画像に対応)
5.喉頭蓋反転の時期の遅れ
(気道閉鎖の主動にあらず)

愛知学院大学 歯学博士・言語聴覚士 牧野日和


動画のアドレスは以下の通りです。
上段左向き動画
<baa.gunjoaen.com/blog/wp-content/uploads/2014/12/1hBstY1419251316.gif >
下段右向き動画
<baa.gunjoaen.com/blog/wp-content/uploads/2015/02/amHBNz14239955251.gif >
このページのアドレス
wp.me/p1LeQ6-4xW
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動画使用に関する追加注意事項

CCライセンスは「摂食・嚥下の解剖生理 1.咀嚼-嚥下」動画にのみ適用されており、その他のイラストレーター群青亜鉛の著作物に関してはその限りではありません。


以下、クリエイティブ・コモンズに関するリンク先です。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは

飲み込みの仕組みは、未だに謎な部分が多いと聞きます。今回の取り組みが、多くの方々のお役に立つことを願ってやみません。

イラストレーター 群青亜鉛


新しい動画もご覧下さい

《お知らせ:2016年9月14日 新 嚥下アニメーション公開》
〜舌根−咽頭後壁間の接触を透明化〜「咽頭の解剖生理 / 咀嚼嚥下の一例 (内視鏡検査視線)」こちら

gunjoaen
【群青亜鉛(ぐんじょうあえん):介護イラストレーター
リアル且つおもしろく骨格と姿勢の表現を明・楽・シビアに探求する。
家族介護者の視点を大事にしたイラスト&エッセイを得意とする。
◆介護関連著書2冊
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
100歳過ぎる祖母をいっちょかみ介護22年。

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2015年9月の追記
↓ 牧野日和先生のセミナーを受講しました。その感想記事はこちらへ。

食事介助には、シリンジを使うという方法もあったのか

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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