イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

手のひらの握りクッション、もういらんかもしれぬ

11月 18 2013 | 人の身体と動作

手のひら拘縮予防?クッション作り方

手のひら拘縮予防?クッション作り方

ここでもたくさんの種類をご紹介させていただきました、手のひら握りクッション。

おかげさまで数多くの方がいらして下さり、みなさんのお役に少しでも立てているのかなあ、と思っています。ありがとうございます。今日のこの作り方順序を記した画像は既にこのブログでも公開していますが、再度アップ致します。

思い立って8月ぐらいに一気にまとめたもので、手首留めをつけ、綿はいれていないタイプです。

この 手のひら握りクッションは、祖母もずっとはめています。ですが、近頃ワタシは、祖母のこの握りクッションは、もう外した方がいいんじゃないのかなあと思っているのです。

★ ★ ★

7月(今から4ヶ月前)から、ベッドに寝る時の姿勢を、上向きの姿勢のときのみポジショニングを始めました。寝る姿勢で安楽に呼吸ができるように、クッション等をあてがって姿勢を整えるというものです。

それは結構効果があって、体も緩んで来、膝同士も緩み、毎回膝の間にクッションをひねりこむ、ということがなくなりました。祖母の手のひらも緩んでいることを感じています。以前のようには握り込んではいないのです。

でも、握りクッションは相変わらず装着続行しています。

手のひらの緩み具合を見ていると、もういらんかもしれんなあ、と感じています。

取り外しに時間がかかります。結構無理にはがしたり(と感じる)することもあって、指がゆがんできていることもあります。

★ ★ ★

昨日、再び理学療法士の田中義行さん のセミナーを受講する機会がありました。
タイトルは、「拘縮予防・改善のためのポジショニング」。これは1時間ほどの講座でした。

この夏に、一日のセミナーを受講した時、

手のひらに握ってもらうクッションは体が緩んだ人には必要なくなるんですよ、、、と田中さんがおっしゃっていたところで私は、

「うーん、でもばあこには心配だから続けよう」という感じでしたが、流石に今回はもう外してもいいのかもなあ、と思えたのです。

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理由は、指がゆがんできていることと、結局あまり手の中をね、触らなくなること。(えっっ?と思わないでくださいね)あ、もちろん手のひらが緩んできていることもありますよ。

緩んでいるんだから、あとは拭くとか、さわるとかすればいいのに、クッションがあるためなんだか触らない。手は触りますよ。でも、他の一連の介助をすることに必死で、クッションを握らせているから、あ〜時間ないからもういいか、となってしまうのです。

汚れている時は替えますが、取り外しの時、無理してしまうところがあり、指がゆがんできているように思うのです。これは私だけじゃないと思う。おそらくスタッフさんも、難儀なことではないかしら。クッションすることの弊害だなあ。

★ ★ ★

ちょっと主任さんとも話して見なくっちゃと思っています。はめていれば済むってものでもない気がしています。
足先や、手のことに関しては、どうしても後回しになってしまうように思います。ひどくなってから、慌てるのですが。

祖母に7月からはじめた、ポジショニングに関して、興味のある方は、こちらへ

ばあこ102歳から始めたポジショニング 2013

順番にご覧頂くと、ちょびっとは理解が深まるかと、、、。

序章:ホネホネな身体をいかに安楽に横たえるか?
実践:寝姿は不安定?リラックスどころか緊張の理由は?
考察:寝姿に、隙間風が吹いている。ぴゅ〜っ。
その1:寝る時にあてるクッションて大事ね〜
その2:なんだか楽そう
その3:膝の屈曲拘縮の謎
その4:職員さんへの伝達の術・次のステップ
その5:ベッド上での食事介助
その6:体のねじれをなくすとスヤスヤ。おやつも食べ易い。
その7:寝ている姿勢も大事なのだ。
その8:寝返りの方向は、まんべんなく〜

【群青亜鉛:イラストレーター 】
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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