イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

困惑したのは、ベッドに横になっての食事介助

11月 16 2013 | 人の身体と動作

入院時の食事介助

約3年前、誤嚥性肺炎なるものにかかり、100歳を目前にした祖母は、入所する特別養護老人ホームから救急搬送され、入院となった。

点滴などで栄養補給し、死ぬか生きるかの瀬戸際をひょいと超えると、次なるハードルが現実となって現れる。

言語聴覚士さん(?理学療法士さんだったかしら?)による、飲み込みチェックでオッケーが出たあと、とろみをつけた食事に変わるのだが、、、
「これ、ベッドで気持ちよく食べてもらうにはどしたらいいの? 」

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マメに祖母の様子をみている母にすると、まあ、別にいままでの様子と変わらず介助ができるようなのだが、こちとらコバンザメ?のように、横にくっついている救急用員そないに熱心ではござらんで、ベッドで食べさせるとなるとまあ、とにかく、はてな、なわけでありまして、よくわからんのです。やってみはするのですが。

介護をなさっているご家族の方々もそうかなと想像するのですが、いっちょかみではない介護中心者である母を凄いと思うのは、理論ではないところです。感覚と経験。それのみですが、ずっと見続けている継続している自信というのでしょうか。それがベースに感じ取れます。

本人の様子を見ながら、最初は食べさせられないやん、きーーっ!としていますが、まあ、このあたりのベッドの背もたれあげ加減で、こんなぐらいにクッションあてて、こんな傾きにしたら、なんかむせないみたいやから、ま、いいわね。

で、淡々と介助の作業を致します。イラストは、その3年前の母が食事介助するの図です。(感覚で介助してはるのですが、あとから写真を見直すと、きっちりとポイントは押さえていました。口元は耳の穴より上にはならず、食事の送り込みがスムーズになるように平行になっているんですな。)

それを真似ながらなんだか、入院中祖母へのベッドでの食事介助をワタクシもするわけですが、正直に申し上げて、なんだかよくわからない、のであります。

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ちょっと、枕の位置を変えただけで、げぼ、とむせて吐き出したり、このままむせてあっちの世界に逝ってしまうんじゃないかと思うぐらい苦しそうにむせこんで咳がとまらなくなったり。(あ、それは最近か)

今なら、おー、むせる体力があって、よかったわ〜、吐き出せ〜咳しろよ〜と、太っ腹な気持ちで見守れますが最初は、おののきました。

いやいや、過去に祖母が脳梗塞の再発で入院したときなど食事介助はしました。

でも、そのときはまだ確か90歳体力がありましたんで、そんな’食事どきの姿勢が〜’とか’首の頷きが〜’ とか考えなくても、一般的に知られている方法でおおざっぱでもいけたのです。在宅で介護をしていた時もそんなにとろみを気にしたこともありませんでした。

このちょっとの違いで飲み込みがうまく行ったり行かなかったりするのはいったいなんぞや?どーしてだ?
とっかかりが欲しい〜、飲み込み、嚥下って、なに?

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で、自己流で学んだり、質問したり、車いすの座り姿勢やなんちゃらと、知っている方に車いすの調整をお願いしたり、本を手にとったり、講習を受けて見たり、で、ちらっと祖母にもいろいろ試したりうんぬんかんぬんで3年経ちました。 祖母もあれから3年で、半年前にまた誤嚥性肺炎で入院はしましたが、1週間で退院出来、どうにか元気にしております。

このブログにもその試行錯誤を細かに書き記していますが、昨日公開されました「介護ライブラリ」への連載記事は、お悩み初心者な方にもわかりやすく、かつ、重要なポイントも記すことができたんじゃないかと、思っています。

これは是非是非、ご覧になっていただけたらと思います。

在宅介護でトホホなご家族の方はもちろん介護職の方にも、おおーっ、とガッテンポーズをしていただけるものと思います。

けれど、飲み込みは奥深いので、この記事も、ほんの入口のさわりになります。学びのきっかけとしていただけると幸いです。

こちら。介護ライブラリでの連載記事です。
グンジョウアエンの「自宅で介護お助けヒント集」第10回〜食事の場面での気配り編(2)〜食事の姿勢こちら。

【群青亜鉛:イラストレーター 】

プロフィール ぐんじょうあえん
:在宅で9年半、親戚同士で介護の後、102歳特養ホーム入所中 祖母ばあこをトキドキ通い介護中11年目。カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信16年目。
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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