イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

どんな骨組みで座っているのか近頃見当がつきません。

11月 10 2013 | 人の身体と動作

骨盤の後ろの隙間を埋める

骨盤の後ろの隙間を埋める

近頃、祖母はどんな姿勢で食事をしているのか、なんだかよくわからない感じになってきています。

いえね、目の前で、車椅子に座って、ちゃんと、食べているんですよ。自分で匙を持って、操作して、上肢も動かして、食事をさじですくって、口元まで運んで、飲み込んで。

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でも、「そうか、飲み込みは、指3本分ぐらいのうなづきで誰もが自然にやっているのね。円背の人の頷きは極端なようだけど、その円背の基本の脊柱に対しては、指3本分ぐらいの頷き加減になっていてその方にとっての正解。」

とか、

「飲み込み云々いう前に大事なことは、口の中には舌の坂がある。じじばばは、ただでさえこの舌の坂を登っての喉への送り込みがしんどいのに、その傾きが急すぎるとさらに送り込みが難しくなる。 だから舌の坂がなだらかになるような姿勢にするといいのよ、、、ええっ?知らなんだ!」

とかなんとか振り返りながら、

祖母の食事をジッと観察していて、そんな飲み込みに関してのいろいろある基本知識が、もう素直に実感できない位上半身は円背だし、くちゃっと背骨が重力で崩れてきているし、骨盤がどこにどうなっているのか、仙骨はどの辺りに位置しているのかなんだかわかりにくくて、脚の突き上げも高くなってきたりしているから、、、。そう、理解の範疇を超えているのです。

(送り込みがいつなのかがよくわからないうちに、祖母は飲み込んでます。ワタシとしては、今、送り込んでるのね、とかなんとかわかりたいのですが、いまだに、よくわかりません。)

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自分一人で介助に行った時はたべてもらうことに一生懸命なので余裕なんてありません。ですから、中心介護者である母が一緒の時に、普段できないプラスαのことをします。

理学療法士さんにも経過報告したいので食事中の写真も沢山撮って、自分で分析しようともしますが、もう分かろうとするのが無理か、といった感じで。宇宙人が目の前にいて、食事しているような感じさえします。

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母は、
もう、どういう風に座らせたらいいのかよくわからない。あえんは骨が少しは理解できてるからうまく座らせられるのよね。 そんな風にボソッと言うようになってしまいました。今まではうまく座らせられていた母なのですが、最近はちいとも上手いかない様子でくたびれているのです。

うーん、そうなのかもしれないし、そうでないのかもしれないが。 食事がうまく行くいかないは、体調もあるが、座らせ方ひとつ であると感じる。

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そんなこんなで祖母入所する特養に介助に行っても、慌ただしいときは、職員さんとはまったく話せなかったりする。そんなときはうまく食事介助してもらえているのかなあと思う。

さて先日、車いすの骨盤のところにあてがうクッションの位置をひとつ変えた。 車いすの座面のクッションをロホクッションに変えたため、体が動きやすくなり、座位が座って欲しい位置ではなく、流れてしまっていたのだ。

以前のクッションの位置では、骨盤を支持出来なくなっている。

車いすにメモ書きとそのクッションは新しい箇所にガムテープ留めして、職員さんに口頭で伝達した。FAXでも主任さんに連絡しなくっちゃ。

★ ★ ★

そうそう、お尻の傷はあまり状態変わらずです。 家族は治らないことに焦りますが、スタッフさんにとっては日常の一部のような感じなのでしょうか〜。「あんまり変わらないみたいですねえ〜」と看護師さんにさらっと言われると、がっくり来たり致します。がくっ。

※さてはて。イラストは一年以上まえのものですから、今の車いすのシーティング状態とは異なります〜。

【群青亜鉛:イラストレーター 】
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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