イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

脳卒中後の障害でよくみられる半側空間無視?何それ?

11月 08 2013 | 人の身体と動作

食事中ぞ、よそ見しなさんな。

食事中ぞ、よそ見しなさんな。

もしや、左半側空間無視。何それ?

「口の中にも麻痺側(患側)と健側(元気な方ね)があるのね。片麻痺症状のある人は。」ということに気づいて約3年。ケアマネさんからは、えっ?グンジョーさんがそんなことをご存知なかったとは、、、、と、びっくりされてから約3年だ。一応ワタシにも学習能力は備わっていた。それ以来祖母の食事介助時に、麻痺側の口の中ほっぺためがけて食事を介助することはなくなった。

しかし新たなる学習が到来した。

むむ?もしや、脳梗塞の後遺症で右片麻痺の祖母は、この、、、これちゃうん?左半側空間無視

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理学療法士 田中義行氏の著書 「写真で学ぶ拘縮予防・改善のための介護」(アマゾンはこちら)を先ほどパラパラと読んでいて、はたと手が止まる。

>右の脳卒中を発症すると、高次脳機能障害の左半側空間無視が出現する可能性が高いことはよく知られています。
(理学療法士 田中義行 著書 「写真で学ぶ拘縮予防・改善のための介護」p136より)

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むむっ?半側空間無視とな? 何それ?知らん知らん〜っ知らないよ〜っ。 半分の空間が認識できない症状の様であります。

高次脳機能障害情報のポータルサイトである高次脳機能障害ネット様のHPを拝見しましたところ、分かりやすく次のように記されていました。

半側空間無視とは、片側に置かれたものに気づかない、認識できない症状をいいます。通常この症状は、脳の 右半球を損傷することによる左半側空間無視であることがほとんどです。
記載はこちらです。
koujinou.net/symptom/agnosia.html

高次脳機能障害情報のポータルサイト
高次脳機能障害ネット

知られているの?そうなの?みんな よく知ってるの? 知ってて当然なの?

近頃気になる事がありませんでしたか?


そういえば、近頃、気になっている事がありました。

祖母102歳と7ヶ月。 晩ご飯の食事ドキには、特養の食堂にテレビがついているので、いつも右側の目ではこれをキャッチ。 左側から食事介助をしているのだが、、、、祖母はテレビに意識が行って、こちらを向いてくれないことが多い。

健側である左手で持つスプーンをワタシがポンポンと叩いたり、声かけしたり。ぼんやりすることが多いのでテレビがあるからそっちに意識が行くからだと考えていたが、もしかして、、、、どうもこれかもしれない。

職員さんはおそらくわかっていはるように思うが、家族ってなんだか鈍ちんだわ。にぶいのね。

へー、ほー、はー、で腑に落ちる?


テレビの方は見ないで食べなっさ〜いいいといつも声かけしてるのだけど、この空間無視という症状なのだったら、ちょっと投げかけが変わってきますね。ほんとかどうかは次に又行ってみないとわからないけれど、「かもしれない」がわかってよかったです。 今だに発見があるなんて驚きであります。

田中義行氏の先ほどの著書によると、右左どちらから介助するかは、どちらでも一長一短がある様子。

縛られず臨機応変に行きますよ、きっとこれからも。

お詫び:理学療法士 田中義行氏の下のお名前の 漢字を間違えたまま掲載してしまいました。 11月12日に修正致しました。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。

【群青亜鉛:イラストレーター 】
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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