イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

針と糸と指ぬきを持って、車いすを調整す。

11月 06 2013 | 人の身体と動作

車いす調整その後の微調整必需品_針と糸と指ぬき

車いす調整その後の微調整必需品_針と糸と指ぬき

車椅子調整後のメンテナンス

車いすを調整すると、その後、使っているうちに、あちこちが崩れてくるので、そのメンテナンスの必要が出てきます。 食事などの一通りは、職員さんすべて介助が可能ですが、車いす調整のメンテナンス、というと、誰もができるわけではありません。 わかっている自分がする他はないわけです。

右片麻痺祖母の麻痺側の背中に取り付けた三角クッションが、だんだん合わなくなってきたのか、あまりに背中を押している感じがして、先日取り外してみたのですが、外せば麻痺側に体が傾きます。 かといって、再度縫い付けるには、長めの針がなく、硬いシートを縫うには必需品と思える金属製の指ぬきもなく。

スプレー式の糊で、面ファスナー(マジックテープの大きなやつです)を、クッションに貼り付け、仮のセッティングをいたしました。 が、それも時間が経つと不安定。外れそうになります。

あーそろそろちゃんと縫い付けなくちゃと、一大決心? アルミの御弁当箱の裁縫箱をリュックにいれて、猛ダッシュです。

長針にはしっかり太め20番ぐらいの糸を通し、6本準備。指には既に指ぬきをはめ。夕方早めに行って縫い付けました。そのあと一通り食事介助、歯磨き、といれ介助、全部着替え、パット装着、寝かしつけまで。

てんてんてんてんてんてんてんてん。

身体の歪みが酷くなる前からマナブ

体は年齢を重ねると、どうしても重力に対抗するのが難しくなり、くちゃっといろいろ、どんどんゆがんでくるように思えます。
ゆがみがひどくならないうちに、介助者は、いろいろと、学んでおくのがいいなあと感じます。そして、ひどくなるに従って、加えて学ぶ。って思うのだけれど。

ひどくなってから追いかけて学ぶのは、結構ほんまに大変です。 体がうねうねなので、何がどうなって、骨がどんな風になっているのかが、なかなか把握しづらいからです。

そんなひどくならないうちから学ぶに越したことはない気がいたします。

でも、ひどくならないうちからってったって、どうひどくなるのか想像できないから、気づいた時からでしょっかね。学んだことは、色々な場面で役に立ちますから、決して無駄にはならないと思うのです。


gunjoaen
【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター
◆介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。”いっちょかみ介護”実践中。
◆介護関連著書2冊
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本
◆ウェブ連載中
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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