イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

まだ、肋骨に骨盤はめり込んでないけど 。介護座位 忘れがちな点

10月 15 2013 | 人の身体と動作

車椅子の座面調整

座面は麻痺側に高さを作り、傾けて、上半身は健側に倒すぐらいにしたい。

シリーズ:家族介護者にもわかるポジショニング
ばあこ102歳から始めたポジショニング:その10

まだ、肋骨に骨盤はめり込んでないけど。右片麻痺の祖母は座ると上半身が麻痺側に傾きます。左片麻痺の方ならば、おそらくその逆で左側に傾きます。

普通に座らせても、麻痺側の、肋骨と、骨盤が近づく、という様子になります。ひどくなると、肋骨に骨盤がめり込んでしまうのだそうです。

寝かせる時に、そこはしっかりと、広げてあげないと〜。祖母の場合、麻痺側の肋骨と骨盤の間の広さは指1本分。健がわの肋骨と、骨盤の間の広さは指4本分。

寝かせる時に(上向きね)上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)と、肩峰(鎖骨と肩甲骨のくっついた部分)の両肩を結んだ線を、ねじれの無い長方形に出来るだけするようにしたらいいのだという。そして、それに気をつけるようにポジショニングをするようになって3ヶ月。祖母の身体が緩んできた感じがする。

ねじれをできるだけ取り、長方形を保つとは言え、やはり、麻痺側の右の骨盤は肩のほうに上がっていて、肋骨に近い。

立て膝をした両膝裏に手を回し、抱えて、よっこいしょと平行に保とうとするがなかなか〜。あれっ?PTおーふち師匠はもっとひょいと簡単そうにされていたし、PT田中義行氏のセミナーを受講して質問をさせて戴いた時も同様のやり方を教えていただいたが、あたしゃそんなにひょい、と軽々とは出来ない〜。(殿方との力の差か)いつも汗だくでどうにか平行を保つ。

片麻痺の祖母であるのだが、このめり込みチェックを、つい忘れてしまう。

寝てもらう時に、チェックちぇっくね。骨も触ってみて下さい。この視点を、職員さんにもちゃんと伝えなきゃ〜あらら〜。

ばあこ 102歳から始めた介護のポジショニング その10でした。


群青*介護ブログの関連記事です。
シリーズ:家族介護者にもわかる、ポジショニング
↓ばあこ102歳から始めたポジショニング↓

序章:ホネホネな身体をいかに安楽に横たえるか?
実践:寝姿は不安定?リラックスどころか緊張の理由は?
考察:寝姿に、隙間風が吹いている。ぴゅ〜っ。
その1:寝る時にあてるクッションて大事ね〜
その2:なんだか楽そう
その3:膝の屈曲拘縮の謎
その4:職員さんへの伝達の術・次のステップ
その5:ベッド上での食事介助
その6:体のねじれをなくすとスヤスヤ。おやつも食べ易い。
その7:寝ている姿勢も大事なのだ。
その8:寝返りの方向は、まんべんなく〜
その9:ご家族も、ポジショニングを学んで損はない。
その10:まだ、肋骨に骨盤はめり込んでないけど
その11:
順番にご覧頂くと、少しは理解が深まるかと、、、。


gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。祖母への”いっちょかみ介護”実践する。
◆介護関連著書2冊
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本
◆ウェブ連載中
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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