イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

お尻、褥瘡なりかけから肉芽腫。とほほ。

8月 30 2013 | ばあちゃん日記

坐骨結節がアタルお尻の箇所ってどこ?

坐骨結節がアタルお尻の箇所ってどこらへん?

祖母のお尻であります本日の話題は。

おしりの皮膚はつるんとしていて、座った時に坐骨結節があたる部分も多少は小さく丸く色が沈んでいたのだが、特に傷にもならず、約2年半。 安心していたのだが、この半月ほどでこすれて皮膚が剥けてしまった。治りはしたが、肉芽腫(にくがしゅ)となってしまった。

肉芽腫っていうのは、傷跡にこんもりと肉が盛ったようになったところ、、、かな?圧縮した梅干を貼り付けたような感じになっています。切り傷でも、跡が盛り上がった様になりますよね。あんな感じです。

冒頭イラストの、ピンクな色の中に赤ポチの図は、2年前に傷になったときのものです。この時も焦りましたが、再びなってしまいました。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

7月に、車椅子のシーティングを大幅に手を加えていただき、座面の傾きを強くした。この3年の間、半年〜1年に1回、越後の理学療法士 大渕哲也氏に、ばあこの座り姿勢&、ポジショニングを調整していただいている。

それを基本にして、孫グンジョウアエンが基本の座面や、クッション等を一瞬集中により整え、特養主任さんにお伝えし、職員さん全員にその方法等を行き渡るようにお願いしている、というわけなのだ。

今回、麻痺側の座面をかなり高くし、座面の傾きを強くした、ということは、すなわち、下側の坐骨結節に圧が集中してしまうということである。そのため、空気圧で調節するクッションなので、空気をたっぷり目にいれてくださったのだが、再調節する時に、どうも私が空気をパンパンにいれ過ぎた様で、座面が硬くなってしまっていたようなのだ。

スタッフさんが、ちょっと擦りむけているみたいなので、処置しています、とお知らせくださる。
できる対処は、座る時間を治るまで減らす、ことと、空気圧をもう少し減らす、ということである。

★ ★ ★ ★ ★ 

やせやせの方の場合、坐骨結節のあたる部分のお尻には充分ご注意くださいませ。
座っていると、痛い、というのは、健康で元気な私らでありましても日常困る状態でありまして、動けない方の場合はそれが常時痛イタというわけでありまするれば、、、。

坐骨結節があたる部分の皮膚は荒れる〜。

なんで皮膚が荒れるのかがわからなくなるのよね。骨で納得。

★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
使っている車椅子用のクッションは、シリコンジェル仕様の、エアバランスクッションという。大阪のユーバ産業株式会社さんの商品です。

一ヶ月前に、ばばんと商品名とともに、ここに紹介をさせて頂きました。いい製品なのに、あまりにも紹介されなさ過ぎで、企業さんもそんなに力を入れていない様子でしたので、廃盤になったらどうしようと心配になったからです。

その後、検索で商品を調べてみましたところ、約一ヶ月で、ネット販売で取り扱う会社が、1社から3社になった様子。安堵でうれしい。気になる人は調べて見てください。(個人個人の状態により合うあわないがありますので、よくご検討くださいませ。)

空気圧を調整する必要がありますが、介助者も、本人がどうすわっているのかがわかりやすいので、3年ほど、祖母に使っています。
《追記です2013年9月1日》

またもや、祖母、おしり、傷になっていた。
じょくそうと、ポジショニングや、車いすシーティングのどちらを優先するかと訊ねられれば、
じょくそうを治す事です、と先日受講した講座中で、理学療法士の田中義行氏がおっしゃっていた事がよくわかりました。

クッションからちょっと空気を減らせて、坐骨結節の圧がかかるおしりの傷が治っていた3日前。あけてまた行くと、傷になってい〜た。今度は空気が減り過ぎていたか〜?今日は少し追加してクッションに空気を入れた。座ってもらって再び聞くと、痛い、とばあこ。空気をまた少し減らす。

微妙〜なものなのだね。ちょっとの違いで、傷になってしまったり、あるいはちょっとの姿勢の違いで食事の飲み込みが悪くなってしまったり。

3日間をあけると体調がちょっと悪くなる感じである。2日おきに介助に行くのが一番いいことを痛感。
《追記です2013年9月4日》
治ったり、またわるくなったりの繰り返し。
うううむむむ。なかなか行けないから、よけい施設のスタッフさんとの連携が大事になってくる〜。
今日は、クッションの空気調整は特にせず。

《追記です2015年11月19日》最終的には(いつだっけ?)、ロホクッションに致しました。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

【群青亜鉛:イラストレーター】

ぐんじょうあえん:在宅で9年半、親戚同士で介護の後、102歳特養ホーム入所中祖母ばあこをトキドキ通い介護中11年目。介護のつれづれや、特養スタッフさんとのやり取りをえっちらおっちらネットで公開して16年目。
2013年9月神戸で個展♪ご案内こちら
ウェブマガジン 介護ライブラリにて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら

[`evernote` not found]

介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

Posted by | 5 comments for now

にほんブログ村 介護ブログへ人気ブログランキングへ

5 Responses to “お尻、褥瘡なりかけから肉芽腫。とほほ。”

  1. 一美ウエスト

    とても参考になりました。ありがとうございます。元々、腰が細く、扁平尻です。2年前に具合が悪くなった際に、お尻の肉がげっそり落ち、それからは、クッションをさがし、イロイロ購入しました。レストランなどで、硬い椅子を見ると、恐怖が募ります。今は、どこに行くにも、クッション持参です。恥も外聞もありません。寝る時も、仰向けが痛く、横寝します。今、53歳ですが、もっと年取ったら、褥瘡間違いなしになります。医療書や、サイトを検索しまくりましたが、今の痛みは、怪我や、病気でのせいではなく、扁平尻のせいです。まだ50代なのに。。。悲しいです。

    18 11月 2015 at 4:11 AM

  2. gunjoaen

    こんばんは。一美ウェスト様 いらっしゃいませ。書き込み頂きありがとうございます。

    いやはや、お尻のお肉がそげるのは本当に悲しいですよね。どうぞどうぞお尻さまが微笑む様に、気遣ってあげてください。(全然励ましにも何にもならないくて、ごめんなさい。)

    そうですか、クッションを常に持参するという方法があるのですね!実は皆さんクッションには興味津々ですからどんなクッションかを注目されているかもしれません。近頃お尻が痛いのという話は、そこここで聞かれます。クッション持参は私も参考にさせて頂きますね。これからは明るく持たれてはいかがでしょう? 
    義母と出かけるときも、喫茶店や、食事時でも、座椅子は結構気になります。痛くない?ってつい聞いてしまいます。自分も痛くなるときもあります。常備という手段があるのですね。今使っているのはごっついものなので、少し薄めの持って歩けるものを、探してみる事にします。

    ふむ。ヒップアップの体操なども試してみるといいかもしれません。よく歩いた日や、自転車をよく漕いだ日などは確実にお尻の筋肉がぷりりと張っている気が致します。自家製クッションを自分の中に少しづつ作っていくと、ちょっと痛みが減るかもしれません。
    大事にしてくださいませね。

    ちょうど書きかけていた内容がお尻さまのお話ですのでまたご覧下さいませ。

    20 11月 2015 at 5:15 PM

  3. 一美ウエスト

    こんにちは。これからの季節は、皆さんマフラーなどを身に付けていますから、お出かけの際は、フカフカする厚めのマフラーにし、椅子に座る際に、折りたためば、マフラー兼クッションとして使えます。小型のクッションは軽いですし、女性の大き目のバッグに入ります。旅行に行く際は、半分に折りたたみできるクッション(袋入り)を、私は小型スーツケースに引っ掛けて移動します。先日、飛行機の隣に座った、背の高い男性も、若い方でしたが、クッション持ち歩いていました。こちらでは、スタジアムクッションと言う、スポーツ競技場の硬い椅子にしく、クッションがよく売ってます。持ち歩き易い様に、ハンドルが付いています。最近の椅子は、コンテンポラリーなのが流行りなのか、木製、金属製、プラスチック製の椅子が多い気がします。(メインテナンスが楽なのでしょう。) 硬い椅子を見る度に、私は引きつっています。悲笑。

    27 11月 2015 at 2:00 AM

  4. 一美ウエスト

    追記 : はい、ヒップ運動も、ストレッチの際に加えて、行っています。ありがとうございます。

    27 11月 2015 at 2:03 AM

  5. gunjoaen

    一美ウエスト様 こんばんは。お大事に。お大事に。

    余談です。ふと思いましたが、国会議事堂の椅子の座り心地はどんなものなのでしょうかね。やはり長時間座っていられるクッションなのかしら〜。

    お尻、大事にしてくださいね。

    30 11月 2015 at 7:41 PM

Comments RSS

コメントはココ


*送信前にお読みください。
初めての方の投稿は「管理人の確認後に表示されます」のでご注意ください。返信等は、普段このコメント欄に書き込みします。メールの返信をご希望の方は、その旨お書き添えください。