イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

ご家族も、ポジショニングを学んで損はない

8月 27 2013 | 人の身体と動作

緊張より、リラックスする方が実は難度が高い〜

緊張より、リラックスする方が実は難度が高い〜

こんにちは。介護イラストレーターの群青亜鉛(ぐんじょうあえん)と申します。



シリーズ:家族介護者にもわかる、ポジショニング
ばあこ102歳から始めたポジショニング その9
です。

ポジショニングに関する講座を受講し、その思うところを前回、前々回とここに記させていただきました。

ポジショニングとはなんぞや?


ご本人が、安楽に休めるように、寝る姿勢をクッション等を使って整えること、、、だと私は解釈しています。

高齢になってくると、あるいは脳梗塞等の後遺症などでも、身体はどんどん傾いたりゆがんだり、固まったりしてきます。平らなベッドに横たえると、リラックスするかといえばそうでなく、マットレスに接触する箇所が少なすぎて、逆に身体が緊張してしまうのだそうです。

それには重力がとても大きく関係しているのだそうですが、これはまた別の機会に。

グンジョウが受講しました セミナーは、
講師:理学療法士 田中義行氏 による、
「拘縮予防・改善を実現する正しいポジショニングの評価のコツ」

主催:日総研グループ/日総研出版

***********************

事前に目を通してから臨んだ田中義行氏の御著書「写真で学ぶ 拘縮予防・改善のための介護」出版社: 中央法規出版 (アマゾンはコチラ



ご自宅でみておられる家族の方々に対してのメッセージ


特養に入所している祖母に対して家族は何ができるんかいねえ、が基本の気づきだったので、ここに記したことは在宅でみておられる方々にすれば、そんな大変なことはようしまへん〜と思われる内容ばっかりだったかもしれません。

うまく寝る時の姿勢ができると、本当にスヤ子で眠る祖母なので、ワタシも嬉し、周囲も嬉し。

いやはや、円背になってきて、骨盤ゆがむし、足は拘縮してくるし、ぐねぐねだし、どうしたらいいんだい!だったのだが、ちいとは対応ができる様になった。

自宅で見ている時から、知識を持っていたら、こんなうねうねにはならなかったかも〜とも思う、いろいろと知っていくと、これは使えると感じている。

ご自宅でみておられる家族の方々に対してのメッセージとしては、ポジショニングを学んで損はないよーん、ということかしらん。



でも、知りすぎると、学びすぎると(?)気持ちが焦りすぎて、しんどくなることも多々あります。おっちらペースが一番ですが。

理想と現実のギャップに驚く入院時


一番衝撃を覚えるのが入院した時かもしれないです、少なくとも私がそうでした。12年前に、特養に入所する前に入院した時に、まず驚く、介護施設の方がちゃんと生活をさせてもらえる場じゃん、と。

病院は、治療の場、介護施設は生活の場、という明確な違いがあるものの。生活の場である介護施設で日常の生活を送っていると、病院での対応は、えっ?と目が飛び出しそうになる事がある。

じぇんじぇんマニュアル通りしかしない、あるいは、本人の病状がわかっているとは思えない体位交換に、絶句?おっとっと。そんないろいろで、呆然唖然、となることも多々あると思います。

在宅介護でポジショニングを行うのがもしかすると一番手っ取り早いのかもしれないなあ〜。と思っています。
でも、でもね。介助する方が、無理をしない程度にですけれど。(続く。)

ばあこ 102歳から始めた介護のポジショニング その9でした。


当ブログ 群青*介護ブログの関連記事です。
↓ばあこ102歳から始めたポジショニング 2013↓

序章:ホネホネな身体をいかに安楽に横たえるか?
実践:寝姿は不安定?リラックスどころか緊張の理由は?
考察:寝姿に、隙間風が吹いている。ぴゅ〜っ。
その1:寝る時にあてるクッションて大事ね〜
その2:なんだか楽そう
その3:膝の屈曲拘縮の謎
その4:職員さんへの伝達の術・次のステップ
その5:ベッド上での食事介助
その6:体のねじれをなくすとスヤスヤ。おやつも食べ易い。
その7:寝ている姿勢も大事なのだ。
その8:寝返りの方向は、まんべんなく〜
その9:ご家族もポジショニングを学んで損はない
その10:まだ、肋骨に骨盤はめり込んでないけど
その11:肋骨と骨盤の距離と片麻痺を考える。

順番にご覧頂くと、少しは理解が深まるかと、、、。

gunjoaen



【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。”いっちょかみ介護”実践する。
◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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2 Responses to “ご家族も、ポジショニングを学んで損はない”

  1. ユードラ

    先日はお疲れ様でした(^_^)

    ポジショニングを学べば学ぶほど、わからなくなっています。
    体動がある人には必要ないとか書かれているし、エアーマットの場合は?と、ど壺にはまってしまいました。

    このポジショニングで楽になっているのかなぁと、夫の表情や緊張具合を見ながらせっせとクッションやらタオルを置いてるけど、自己満足になっているんじゃないかと思ったりで、日々、葛藤しています。(+_+)

    31 8月 2013 at 2:00 AM

  2. gunjoaen

    こんばんは。コメント頂きありがとうございます。
    先日はお声かけ戴きありがとうございました。少しでしたがお話が出来、よかったです。

    私も、やりながら、、、ですから、なんともお返事がしかねるのですが、何もしないより、前に進んでいると思えるといいのでは、、、と感じます。

    表情や緊張具合を見ながら、感じながら、少しづつで、自己満足でもいいのではないでしょうか。ちゃんと具合を見ながらされているのですから、一方的では決してないと私は思います。

    ユードラさんが何よりも、根を詰め過ぎず、しんどくない程度に、息抜きもしながら、、、ちょっと空も見上げながら、秋の気配も感じながら、、、。

    31 8月 2013 at 8:24 PM

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