イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

キラキラおめめをニゴラセナイデ

7月 01 2013 | 介護福祉用具

夢をあきらめないで〜

先日、介護職務めてようやく2年目の、フレッシュさんとお話する機会がありました。学校を出て間のないわかもんくん。おメメはキラキラで眩しいくらいです。

以前腰痛を未然に防ぐ為、仕事中、常に装着しているというベルトについて、話をしてくれたわかもんくんです。

わたくしグンジョウアエンは祖母を在宅介護していた頃、腰を痛めているので、介護現場での腰痛対策はとても気になるトコロなのです。

さて、キラキラお目目の彼女の知っている、あちこちで仕事をしている同期のわかもんくんたちの、職場環境を伺いました。何だかとってもタイヘンそうです。 

介護の現場であっぷあっぷ


やはり、介護用の移動リフトを取り入れている施設はごく稀とのこと。取り入れたとしても、吊り具の装着に時間がかかり過ぎ、結局は使わなくなったとかそんな現場もあるそうです。

身長180センチほどもあるジジ様を、小柄な女子がどうしても抱えの移乗介護をしなければならない状況となり、即腰を痛め、それからは腰痛防止ベルトがかかせなくなった話等を、簡単に聞かせてくれました。

その他移乗介護に関するしんどさ等職員さんが悲鳴を上げている内容が続き、身体も心も痛めると思える状況に、グンジョウは絶句。聞いているだけで腰が痛くなってきました。介護を補助する福祉用具は様々に出ているので、フルに活用して頂きたいと本当に思いました。

介護者家族も目をまんまるにしながら、「?」

さて、介護現場も大変ですが、一方、介護者家族の気持ちはというと。

介護サービスを利用すると、様々なえっ??信じられない!!な事と遭遇いたします。そんなこたぁ〜一つもないとおっしゃる方は、実は大変とっても幸せでス。 直接自分が体験するわけではなく、間接的発見だから、なおさら複雑です。

普通に考えるとおかしいのだが、むむ?これが介護の現場の常識なの?と、家族はそのたんびにくよったり、驚いたり、せわしないものです。

マイナスをみればキリなし、落ち込むばかりなり。

疲れきった家族の、そんなマイナス点ばかりつっついてしまいがちな、心配、愚痴、相談事は尽きることがありません。

グンジョウアエンの知人(祖母が直接お世話になってはいない、介護者家族会で知り合った方々)の介護福祉士の方や介護関係の仕事をされている方は、常に、そんながっかり残念話を聞いても、おおっ!と驚くような答えを返して来られます。

〜それをいい風に捉えて見たらどうかしら?こんな風にも考えられるよね〜(^^)若い子達も、よくやってるのだから〜。

プラスに捉えられるのは、経験者だからこそ


一つの例を挙げてみます。

軽度の認知症と歩けなくなった事で特養に入所した知り合いのお母様。 幻視で夜中に何度もライオンが見える!並んでる!とナースコールを押してしまうそうなのだが、知人は職員さんから告げられた。「家族さんからやめるように言うてくださいませんか?」

知人も少しは認知症について学んでいるため、「えっ?この介護士さん何言いはるん??見えるものはしょうがないやん、共感して一緒にその時間を共有してもらわないと〜。少々認知症に関して勉強不足なのかもね、プンプン。」 と言うていた内容を私が間接的に、伝えていると、

〜心配ですよね。ご自身がいつも見られるわけではないですからね。ベルの件も、ビックリしますよね。でもね、ベルを取り上げられなかっただけよかったじゃない。それはまだいい施設なんじゃない? うまくコミュニケーションを取って、職員さんといい関係が築けるといいよね〜ニッコリ♪

と別な視点から予想外のアドバイスを返して下さるのです。まずは受け止めて下さって、へい、はあ、ほうぅ なお話。  ああ、脳の一部からスペアミントな清涼感〜 一晩お茶っパ浸しっぱなしにした苦みばしったお茶を、いつまでもくじくじと背中丸めて正座して飲んでいる最中に、ああっ。ハーブな風が〜後頭部に、、、てんてんてんてん。くらっ。

利用者家族も、職員さんも、経営者側も、共に情報交換!!

共に、支え合う関係が出来ればいいなあと思う。介護福祉施設に入所した後も、気になる事は話をして、家族も職員さんも、入居の方も、共に情報を交換して、支え合う関係が出来るのがいいな。

おや?と思う事があっても、「人質に取られてるからなんも言えん。」とだまってしまうのではなく、話をして、共に育て合う、というのでしょうかね。

非難ばかりぢゃ、いぢけちゃうもの〜う、ね。
 ”おれっち、こんなに仕事、ガムばってるのに、あかんのか ?うわーん!”って、心がちぎれてしまいますもん。

共に、共に、育てあいたい。いい、世の中に、して行きたいのう〜。
そんなことを思った先日。

【群青亜鉛(ぐんじょうあえん)/イラストレーター】


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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2 Responses to “キラキラおめめをニゴラセナイデ”

  1. poco-mama

    キラキラがしんどさからギラギラになっては、心配です。
    福祉用具が職員の身体的負担軽減になり、何よりもご本人である高齢者の方々の「申しわけない」みたいな気持ちも取り除かれて、安心と信頼のパートナー関係に繋がるといいのですが・・・
    全国的には リフトなど、取り入れているホームは少ないだろうと感じます。

    今は懐かしい思いでですが、コールを握りしめて鳴らされる方との夜勤での話です。
    まるで「だるまさんが転んだ!」状態のごとく、ご本人の傍から離れると「ジーコ♪」
    振り返り、「眠れませんか」「大丈夫」
    一歩出口に近付くと「ジーコ♪」

    ベッドから出口までの距離で、数回「ジーコ♪」
    安心されるまで、又 他の居室からのコールがない限り その繰り返しにお付き合い。
    不安と寂しさ、見えるものへの恐怖もお持ちでしたから、積極的共感対応です。
    安堵されることで 少しでも睡眠につながり、ほっとしますね。

    03 7月 2013 at 1:44 PM

  2. gunjoaen

    poco-mamaさん、ありがとうございます。

    >福祉用具が職員の身体的負担軽減になり、何よりもご本人である高齢者の方々の「申しわけない」みたいな気持ちも取り除かれて、安心と信頼のパートナー関係に繋がるといいのですが・・・

    そうですね、ここですね。この「申し訳ない」な気持ちが取り除かれるのはとても大事な気が致します。身体を痛めない福祉用具がもっと普及しますように、、、。

    積極的共感対応、ほう〜そんな言葉があるのですね。メモメモメモ。

    さびしんぼになってしまう気持ちは信頼出来る人がそばにいて下さる事で、やわらぎますね。声かけも大事ですね。
    近頃は、祖母特養に行っても、入所者さんともお声掛けが出来る様になりました。特別なことと思わずに、出来る様になったのは、自分にとっては大きいことです。それはやはり、介護者の会にかかわって、学ばせてもらっているからだと思っています。

    04 7月 2013 at 1:18 PM

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