イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

電動ベッドの寝心地・乗り心地の比較。

6月 26 2013 | 介護福祉用具

電動ベッドの合う合わないは

電動ベッドの合う合わないはどこで判断するの?

電動ベッド、ギャッチアップベッド、介護ベッド。呼び方はいろいろありますが、電動機能のついたもの(手動のものを含めて〜)は、まとめて特殊寝台と呼ばれる様です。実に様々であるぞよ。 先日、家具メーカーから発売されている、電動機能つきベッド14台を次々に横になり試してみた。

ベッドの板の、
 上がり始め
 降り始め
 降り切った時

ここに大きな違いが見られる。

これは以前、介護機器のメーカーから出されているベッドを乗り比べたときと同じだった。

上がる時の身体に感じる違いは、今回は大きく分けて3通り。

・板がミシミシいいながらあがって来るタイプのもの。
・いきなり、コン!とあがり始めるもの。(モーターがまず動き始め、しばらくしてから板が堪えきれず、コン!と上がる感じね)
・背上げは自然に、身体が雲の糸で覆われて、すいっと引っ張り上げられるようにあがるもの。(ぶらぼー♪)

一番下に降りた時の違いは、2通りかしら。
・コン!と降り終わった時に衝撃のあるタイプのもの。
・すいっと、静かに収まるもの。

ボタンを押す力加減も様々だ。

しっかり押さないと、作動しないもの。
ベッドでの事故が多発しているので、
メーカーさんも、誤作動しないように、
色々と配慮があるのだと想像出来る。
(これも結構重要なのだが、今回は、あまりしっかり確認していない。)

ベッドの底板の上げ下げの動きは、
静かに下がり、静かに上がり始めるものがやはりいいだろうなと思う。

コン!といきなりあがったり、コン!と降りるタイプのものは、
元気な人はまだ大丈夫だが、
例えば、寝たきりになってしまった、筋肉の少ない高齢の方には酷だ。

*  *  *  *  *  *  *

そうそう、ご本人に試してもらうのが一番いいのだが、
まったく健康なご家族も一緒に連れ立ってもらって、
ベッドに実際横になってみてほしい。

背もたれが上がる機能のあるもの、脚上げ機能もあるもの
どちらの機能を使った場合も、

いったい、このベッドの背上げ機能を使う場合、膝上げ機能を使う場合、
どんな姿勢で横になっていたらいいのか?

その点を、真剣に考えて、身体にも問うて頂きたい。
そして、店員さんに質問をして頂きたい。
(ちゃんと理解している方は本当に少ないように思えるのですが。)

考えながら寝てもらって、寝心地を確かめて、
背上げや、脚上げ機能を使ってみると、

ハテナが思い浮かび、なんだかよくわからんのねん、と思うに違いない。

元気な人でもそうなのだ。

身体のどこかが動かし難くなった方は、
それよりもっと、よくわからないのである。

分らぬまま使うより、分って使う方がいいと私は思う。
ずっとよくわからないまま使っているよりも。

なんだかよくわからんが
上手く使えている様な気がしない、

とか
頭ではわかっちゃいるけど、
どないしたらいいのかわからんのねん

の方がまだ一歩先を行っているように思える。
(続く〜♪)

【群青亜鉛(ぐんじょうあえん)/イラストレーター】
gunjoaen
《追記です2013年8月》
プロフィール:在宅で9年半 親戚同士で介護の後、102歳の特養ホーム入所中祖母”ばあこ”をトキドキ通い介護中11年目。カイゴのつれづれを、介護者家族の視点から、えっちらおっちらウェブにて1998年より発信して16年目♪

《介護ライブラリ》:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中>こちら

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