イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

いつもと変らぬ感じで食事が出来る幸せよ。

5月 28 2013 | ばあちゃん日記

これは2年前の入院時のイラスト。よく見ると、水枕の金具、むき出しですね。

これは2年前の入院時のイラスト。よく見ると、水枕の金具、むき出しですね。(大焦り)

こわごわの食事介助である。でも、多分大丈夫。

絶妙なとろみ具合の病院の食事は食べさせやすかった。すべて完食である。変らぬ。いつもと同じ様子な飲み込み様である。

食事介助をするわたしグンジョウの声はやけに大きく響くので、こりゃ他の病室の患者さんに迷惑だわい、と、カーテンだけだった個室の入り口を、ドアを閉めての介助にした。 

食事中、寝なさんなよ、ばあこさん。

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昼は、状態が安定して初めての食事を STさん(speach therapist)が食べさせてくださって、これなら大丈夫でしょう、とお墨付きをもらったそうである。ぞろぞろ ぞろぞろ研修生さん(?)を連れての食事介助は大層だったそうなやんや、やんや。 102歳は貴重な存在である。

夕方には、PTさんがいらして、リハビリをして下さった。 いつも特養でしてもらっているマッサージとは違うリハビリは、きっと刺激になっているはず。

入院してみると、介護担当スタッフによる 体位交換は絶句するほど大ざっぱで、!? 、な気がした(グンジョウ個人的観測感想)。特養で見慣れた介助の仕方はどれだけ丁寧かがよくわかる。

ああ水枕の金具がむき出しだ。頭が乗っている枕だけをグイと引っ張るとは何ごとぞ?おい、ええい、クッションをベッドに放り出すなぃ! 

今介護の世界で当たり前のようになっている数々の事柄が、病院という環境ではまったく知れ渡っていないと見える。 ベッド柵を差し込んだままでの作業。いずれ皆、腰痛になりはせぬだろうか。

足の拘縮をまったく意識していない体位変換を目の当たりにすると、かなり焦る。太ももとふくらはぎ、くっつくぞ。

(拘縮が進まぬ様に、早く退院しなくっちゃ。)
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2年半前(99歳時)にも入院しているからか、今回は介護中心者の母に疲れが見えません。お茶を飲ませるときでも、ベッドの背もたれの角度や姿勢にまったく悩まず、これは私も同じく。前回のような緊迫感、切迫感はゼロなので、退院は早いのではないかとみているがさてどうなることやら。
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救急搬送により入院して2日目は顔色も、色つやもよく。おういえい、な、しっとりお肌で数回ほっぺたかぶらせていただいた。(おほほ)

4日目の本日、酸素は1ℓに下がったそうだ。入院初日は6ℓ。体温も安定高くとも36度9分。尿路感染は抗生物質で治療中。

膀胱を2年半ぶりに洗ってもらっている感覚かしらん?排せつが最後まで自力では難しいので、特養ではスタッフや家族により腹部に圧をかけ膀胱を収縮させての排せつなので、どうしても出切っていないだろうと感じている。圧をかけ過ぎると本人は痛がる。そこを無理には続けません。 その残っていた尿等、すっきりと洗浄してもらってる感じがしているがいかがかしらん。

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肺の炎症は、全部が真っ白なわけでなく、一部もやもや。呼吸不全。こちらも抗生物質投与で治療だそうだ。あとは102歳の生命力のみ。それ頼みでありまする。

初日は、もし逝ってしまったら、死に目に会えなかったら、と病院に向う車の中で、びーびー半泣きな自分でしたが、この季節にしては異常な暑さにうだってくるとそれどころではないし、お腹が空くとすっかり忘れるし、うとうとするし、気持ちのアップダウン激しいし。感傷に浸るというよりも、なんだかとっても動物的な自分を実感した次第。

4日目の本日はそんなこともすっかり忘れて日常に。 付き添い交替要員で病室に行くにしても特別というわけでなく、当たり前だのクラッカー(オホホ)な日々となっておりまする。

あとは、ご本人の生命力次第ですね、とは主治医のお話。
身内も、そう、思います。 なるようにしかなりません。 

毎日、まだ連れてったらあかんでと、じいちゃんのお仏壇に一瞬手を合わせ。

ばあこさま、無理せぬ程度に長生きを・・・。

【群青亜鉛(ぐんじょうあえん)イラストレーター】

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