イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

誰が見てもわかる形の大切さを思う。

5月 17 2013 | 介護福祉用具

ばあこクッション装着の図

脳梗塞の後遺症で、片麻痺が残った祖母。麻痺側の掌は、握る様になってしまい既に15〜6年だろうか。固く握りしめるので、爪が掌に刺さる、掌が汗ばんで臭うなどするため、タオルなどを握らせるのが常だった。けれど、手作りで教えてもらったイラスト向かって右上のクッション。これが優れもので、結構いいのである。「拘縮緩和?手のひら握りクッション」として、ここに作り方も紹介させていただいた。

イラストに描いてあるのは基本形で、教えていただいたのが今から2年半前。効果的な造りに驚いた。そして、この時は母が作ってくれたので、祖母がそれを常用するわけなのだが、特養では正しく装着してもらっていることが少ない様に感じていた。

家族としては、常に「拘縮緩和?手のひら握りクッション」を装着していてほしい。だが、へんな付け方になっていたり、していないこともあったりするわけである。 なんで〜〜?ストレスが溜まる家族だ。

この理由は、、、想像するに、はじめて見る人には「装着法がわかりづらい」というそのひとことに尽きるのでは?と考えていた。母も同じだった様子。

在宅で家族間介護をする場合は介護する人が限られるので、意思疎通がし易い。だが、数多くの方が介護に関わる施設では通用しないのだ。装着法が共有出来ない。このわかりやすさは重要なポイントでは?

このクッションをきっかけに、はじめての人にも、見るだけで使い方がわかることの重要性を知った。

初心者にもわかりやすい形


市販の拘縮予防、緩和のクッションを思い浮かべた時に、合点が行った。やはり販売されているものは、誰もがわかり易い使い形をしているのである。まったくの初心者でも感覚で理解出来るに作られていると思いませんか?

効果は抜群。でも、付け方がわからない


グンジョウが紹介させてもらった手縫いで作れる「手のひら握りクッション」基本型の1は、指の股同士も触れ合わないし装着効果は抜群なのである〜っ。 けれども第三者にはわかりずらい。ではどうしたらいいの?   検討つかないから気持ちのイライラだけが募っていた〜。

そんな時、このブログに連絡を下さったくろすけさんのアイデアで、全指をつなげてしまえばいいのだ、ということを知り霧が晴れた。こうすれば、見ただけでどこに指をいれたらいいかわかるやん!と。そして、やってみるのだが、祖母の手からは、クッションがポロンと外れてしまう、外れないようにするにはどうしたらいいの、、、、???

と、どんどん進化して発展して現在に至るというわけなのです。

手のひらを握る、っていったら、親指と人差し指は、OKのように指が出来て、握ることを想像するのですが、どうもうちのばあこの手の拘縮は進むとそんな風にはならんように思えます。その[OKマーク]に指が出来なくなるんです。(イラスト参照)そのため、クッションを作る時に、親指の根本の箇所に無理に綿は詰めずに作っています。

【基本のクッションの作り方はこちらをご覧下さい】
介護ライブラリ 5月号 連載記事『群青亜鉛 自宅で介護お助けヒント集』~手指を保護するクッション編~

【今日初めてこのページを見られて、このクッションをもっと知りたいと思われた方はこちらから】
当方群青*介護ブログのタグ、“手作り/介護グッズ” あるいは、“介護クッション”より、お入り下さい。

さかのぼって読んでいただくと、基本のクッションから発展させた作り方が、だいたいおわかり戴けると思います。是非お試し下さい。
【群青亜鉛(ぐんじょうあえん):イラストレーター】
在宅で9年半、親戚同士で介護の後、102歳特養ホーム入所中祖母ばあこをトキドキ通い介護中11年目。

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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