イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護リフトの安全と危険は背中合わせかもしれんのう〜。

4月 15 2013 | 介護福祉用具

介護リフトのアーム部分は重たいのです。
こんにちは。介護イラストレーターの群青亜鉛(ぐんじょうあえん)と申します。

家族が介護リフトを使っていて、やってしまった失敗を今日は。言うてみれば事故になる可能性のある事です。ヒヤリハッととは言いますが、ヒヤリハッと以前の問題のような気も致します〜。

介護リフトとはなんぞや?身体にハンモックみたいなシートをつけて、ハンガー(アームとも呼ぶようです)のようなものにぶら下げてもらい、移動する介護福祉用具です。

脚が弱くなって自分で立てない方でも、このリフトを使えば、介助される側、介助する側が身体を痛めずに移乗が出来るものです。この介護リフト、介護保険のレンタルの対象にもなっています。在宅で介護なさっている方で、介助者の方がもう移動移乗で大変で身体が壊れそうだという方、こんなものもあります。頭の片隅においておいて下さい。腰を痛めると、日常的な事でさえ出来なくなる恐れがありますから。

日本の介護施設の普及は1割にも満たないのだとか。もっと広まって欲しいと思っています。(厚生労働省によると、移動用リフトの普及率は介護施設で8・2%。だそうです)

さて、以前、祖母ばあこを介助している最中に、このリフトのハンガー部分を頭にぶつけてしまったことを書きました。たまにやってしまう失敗は、他にもあります。

ハンガー部分を下に下ろしすぎる事です。

このハンガー部分は体重のある身体をぶら下げられる位しっかりした造りです。耐荷重100キロ等。様々な企業から商品化されていますが、この部分は固く、結構重さがあります。鉄の塊だと思って頂いても構わないと思います。

実際この部分は、鉄製や、ステンレス製で創られています。

車椅子に乗っている方に装着する場合でも、ご本人の、膝やお腹や、胸の上に乗せちゃいけませんよ〜。
重しを乗せてしまう感じです。怖がらせる訳ではありませんが、凶器にもなります。安全を保証するものだから取り扱いには十分ご注意くださいませ。

先日は、祖母をポータブルトイレからベッドに移乗させた時、なにげなく、胸の上に乗るまでハンガー部分を下ろしてしまいました。うん?本体から垂れているベルト部分がピンと張らずに、緩んでる?ん?肋骨にハンガー部分が乗ってる〜!!!きゃ〜!!ほ、骨折れる〜!

あわててハンガー部分を取り去り何事もありませんでしたが、油断したらやっちゃうんです。

介護リフトを使われている方、くれぐれもご注意下さいませ〜。

スリングシート(吊り具)をひっかけるフックの部分で、目を突いてしまう可能性もあります。目が悪い人は特にご注意下さい。 どうぞ、気を付けてお使い下さいませ。

さて本日イラストは約20日ぶりな骨格くん。グンジョウ、介護リフトのハンガー部分を、横たわった骨格くんにめり込ませてしまっているの図です。作業に熱中すると、つい気を取られて、めり込ませてしまいます。

天井にあるのは、走行レールです。
これはばあこの特養の4人部屋に取り付けてある、天井取り付け走行式介護リフトです。色は勝手に付けています〜。持っているのはコントローラー。ボタンで上げたり下げたり致します。

本日イラストはここまで〜♪

タグ:介護リフト



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:イラストレーター
◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。明るくおもろく大真面目に介護とコミュニケーションの現状と問題と次の一歩を発信中。祖母への”イッチョカミ介護”実践し22年。
◆介護関連著書◆
明るい介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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