イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

入所者と入居者。この言葉遣いについて2

3月 27 2013 | 介護全般

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-イラストは、100歳になった祖母ばあこです。現在、めでたく102歳を迎え、元気にしています。ー

先日書込んだ「入居者」「入所者」の言葉使いについて、質問を下さったご本人 Aさんからメールを戴きました。この方は特別養護老人ホームや、有料老人ホーム(ユニット型)などでも長い間務められていた介護職の方です。

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 Question:「入所」や、「入所者」という言葉がイラストの説明書きや、中によく使われているけれど、私にとってはあまり馴染みがある言葉じゃないし、しっくりこないの。どうしてアエンさんは、この言葉を使っているの?  

先日展覧会を観にいらした時のご質問です。グンジョウが、意識していなかったことなので、自分を振り返って回答したあと、戴いたメールが次の内容です。許可を戴きましたので、ここに記載させて頂きます。

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マンションの〇〇室にご入居

みたいに 受け止めて関わらせて頂いていたことからもありましたが、アエンさんの 仮の居場所という意識の

入所者さま

も フーム なるほどと思いました。
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特養での、入居されている方がたへの関わりで、心がけていたことは、住み慣れたご自分のお家から、終の棲家になろうことが予測されるホームへの「転居」

団体生活でありながらも、プライベートスペースでのご自分らしく過ごされる部屋での生活。

ご自分らしくとは、ご自宅ですごされていたように、可能な限り(入居手続き上の契約もありますが)
の生活の実現を図ることでした。そういったことをユニットフロアの職員とも、機会あるごと話し合いながら勤務、入所者さまとは表現してこなかったなと。

在職中 館内放送で 「○○課長 事務室までお戻りください」と流れた際、一人の入居者さんが「今のって ここは生活しているところなのに会社みたいね」と言われたことがあり、職員にとっては 聞き流せる放送であっても、疑問を持った方の存在。

神経質になるということではなく、そう感じる方がおられるということ、気付きの大切さをもらったことになり、フロアでの新たなる課題を見つけ、居場所づくりへの取り組み。

懐かしい思いでですが・・・

アエンさんの想いは、大いに理解させて頂いておりますよ。
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ただ 職員という立場からというアエンさんのこだわりがあるかなと感じます。

実は 入居 は、懇意にさせていただいたご家族からの考えでもありました。
入所→収容と感じ 辛いのだと。(施設のイメージに抵抗があったかも。ホームとされていますが)
それまでも ご入居としていましたが ご家族自身からの思いも受け止めたわけです。
アエンさんのばあこさまを大切にされ 仮のおうちとしての入所も尊重、 それぞれの思いがありますね。

家族と職員という立場からの違いではないこと、大事にしたいそれぞれの思いがある、このことを忘れないでいたいと。

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以上、「入居者」「入所者」の言葉使いについて、質問を下さったご本人 Aさんからのメールでした。Aさん、ありがとうございました。

何げなく使っていた言葉ですが、いろいろな感じ方があり、それをわかった上で自分も使いたいと改めて思った次第です。

【群青亜鉛(グンジョウアエン)イラストレーター】


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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