イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

若者クンの座り方、年配の方の座り方

3月 06 2013 | 人の身体と動作

若者くんの座り方と年配の方の座り方

本日は、座っている姿勢のことではありませず〜座るまでのプロセスについての一考であります。

先月、杖をついた女性が、電車内の窓枠を自然に支えにして見事軽々と座席から立ち上がる姿に驚いて、スケッチからイラスト化したものをここにアップ致しました。そこで思ったことは、手すりという形をしたものだけが手すりになるのではないこと。その他のあらゆる箇所が体の支えとして使えることなど。あらためて感じ入った次第。

さて、それには続きがあったのです。

その直ぐ後、、、、、さきほどの女性とすれ違いで乗り込んできた女子高校生が、同じ座席にポーンと座ったのです。座席に背を向け、確認なしで飛び座る感じです。 別に席を確認するわけでもなく、足をポーンと前に投げ出す感じで軽々と。

あらまあ、若っ!

さっきの杖をついた女性との対比が鮮やかでありましたので、その時の驚きを描きたいと思い、本日のイラストです。

前回は、女性が座る時の姿をしっかり見ることが出来ず、立ち上がりの様子しか描けませんでした。それを逆回しのコマとして座る時の様子はおそらくこんな感じだったのではないかと想像し男性版で。

そうです。座席にしっかり向いています。向かいの席からは、背中が見えるぐらいです。こんな感じで座席におおいかぶさるような感じで、おそらく窓枠に手を伸ばして支えにし座られたのではないかと、、、。

ふむふむ。そういえば、これは高齢の方が駅のホームのベンチに座られる時よくみる風景のように思えます。
ベンチでは、しっかりと手すりで踏ん張り、上半身をくるりと反転させ、お尻を座面に収めます。

*****

筋力があるときは狙い撃ちで、意図した座面に座ることが可能ですが、身体の動きに不自由さが出てきた時には、手すりや壁などの支えが必要になるのですね。座る時や立つ時には思ったより複雑な動きをしているのですね、うーむ、オモシロイです。

自然な動きは当たり前の様にしていることなので自分ではなかなか意識しづらいと感じます。でもそれを理解することは人を介助する時にもとても役に立つ様に思えます。もっとヒトの動きを追いかけたいと思っております。はい。

【群青亜鉛(ぐんじょうあえん)イラストレーター】


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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