イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

いかに和風にしゃがむか&骨盤底筋

2月 01 2013 | 人の身体と動作

squat_toilet_posture
わっはっはーでおもろすぎ。海外のサイト。

排泄時のトイレット姿勢はしゃがみ姿勢をベストとし、和式トイレを薦めている会社がいくつもある。(腸がねじれずに、広がり、自然なお通じを導き出すのだとか。)

オシッコが前に飛ばないように金隠しのついているのが和式便器。穴が空いているしゃがむ式のトイレを推奨しているので、細かく言えばジャパニーズスタイルではないのだけれどね。

いかに自然に排泄を即すか、、。いかに、スクワット姿勢をとるかで試行錯誤に思考覚悟。洋式便器でも、簡単にスクワットトイレに変身させるための、台座等備品の数々〜。

その台座を真面目に販売している会社が多数あるのである。多数!!

和式便器でも、なんとポータブルな仕様のものを販売している会社もあるのだが、なんせ、商品紹介のために写真に映ってるお姿がとにかく皆さん明るいの。

ウンチングスタイルを満面の笑みで行っていらっしゃる。いやん、とってもベッピンさんまで、トイレの上で、ヤンキー座り&顔いっぱいのにっこりスマイルだ〜♪

便器をまたいだお尻の方向から、両足の間を通って頭の前方空間が見えるようなアングル撮影の写真もある。この便器を使えば、明るい未来は間違いない!と暗示をかけるようなこの輝きが妙におかしい〜おほほほほほ。

会社によっては、そのベストな排泄しゃがみ姿勢ができる台座商品にたどりつくまでの、数々の苦労と歴史&試作品が事細かに紹介されていたりする。もちろん大真面目である。だが、和式トイレが昔からある日本とすれば、その熱い意気込みと取り組みが、少々笑えてしまったりするのである。(ごめんなさい)

しばらくは、グンジョウアエン、海外のスクワットトイレ関連サイトにはまりそうである。興味のある方は、company squat toilets などのキーワードで探してみてくださいましね。。。。(^m^)うぷぷぷぷ。

さて、一方。先日、用事があって訪問した高等学校。廊下も広くて、空間も贅沢にとってあり、ヒロビロ〜オドロキであった〜。

トイレに入りますと、おおっ。既に前方手すりが備え付けだ。自分が高校生だった時は、手すりなぞ、見たことなかったゾ(何十年前じゃ?)扉から覗き込む和式便器は明らかにサイズが一回り大きくなっている。縦も長いし幅広よ♪体格が大きくなってるから、便器もお尻がはみ出ないように、対応しているのね、きっと。

しゃがみ姿勢でしっかり踵が床につけられるのは、安定した姿勢が保てる条件なのだそうだ。踵がつけられない場合は不安定でひっくりかえりそうになるために、どうしても前に手すりが必要になる。

話が横にそれるが、日本人は、この和式便器に座るしゃがみ姿勢と、畳の生活で、知らず知らずのうちに日常生活で骨盤底筋が鍛えられていたそうだ。骨盤底筋はオシッコを我慢出来る筋肉でもあるらしい。近頃便器は洋式が増え、あえて骨盤底筋を鍛えることをしなければならなくなったのだとか。知らなかった〜。

各社から、尿漏れ用のパッドの販売が増えたなあ、と思っていた。もちろん年齢を重ねると尿漏れをすることもあるだろうが、しゃがみ姿勢スクワットポスチャーを取ることが少なくなったことも一因だとは驚きだ。

うちのばあこは101歳である。介護士さんがおっしゃることには、ばあこはオシッコを我慢出来ているらしい。

移動リフトでポータブルトイレの上に連れて行き、パンツを下ろすなり、ダダダーっと空中からオシッコが出ることはあるが、それは膀胱の許容範囲を超えている場合なのだとか。そうでない時は、大体ポータブルトイレに座り、前傾姿勢をとってからしか出ない。あてがっているパットは常に濡れているわけではないのだ。

ばあこはずっと和式の便器であったろうし、足が悪くなってからも、畳や床を体育座りのままで横に動いたり、いざったりしていたせいだろうか。百歳を超えた今でも骨盤底筋がしっかり働いているのだそうだ。

うーむ、凄いぞ、ばあこ。長年の鍛錬の賜物である。ワタシたちの世代は、遥かに弱っチイ。モノは豊かになりはしても、弱っチイ気がしてなりませぬ〜。今から自宅の洋式トイレに、台座を備え付け、毎日自然にスクワットして骨盤底筋 鍛えようかとしているグンジョウアエンでありました。。


gunjoaen

【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : 介護イラストレーター
↓(追記2014年10月)
プロフィール:介護とコミュニケーションの現状と問題点を明るくおもろく大真面目に発信中。
103歳特養ホーム入所中祖母ばあこをトキドキ通い介護中12年目。親戚同士での在宅介護は9年半。

介護ライブラリ:介護トピックスコーナー「自宅で介護お助けヒント集」連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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2 Responses to “いかに和風にしゃがむか&骨盤底筋”

  1. poco-mama

    なるほどなるほど ウンウン そうだったのかと・・

    外国の数々の和式型のようなトイレ、みましたよ~
    懐かしいのやらもあり、又 逆に 洋式に初遭遇した折、どうやって使用するのかと、その上に登ってみて、隣にいた友人も同様にだったので、お互いに天井近くで顔を合わせて大笑いしたのを想いだしました。

    100歳のご高齢の方が娘さんの掛け声で屈伸運動をされていたのを ただただ 凄い!と思っていましたが、群青さんのブログの中の骨盤低筋、紙おむつなしで生活されていたのは、ここを鍛えておられたからなんだということ。
    そして、ばあこ様も生活習慣の中で この筋力が鍛えておられたこそですね(*^_^*)

    03 2月 2013 at 6:06 PM

  2. gunjoaen

    poco-mamaさんこんばんは。

    おおっ、天井近くでの顔合わせのエピソード、笑えますね。

    洋式への初遭遇は、どう考えても小学生の時の実家だったよなあ、と思います。浄化水槽が水洗に変ったときに、洋式水洗トイレに変りました。

    年代によって異なるトイレのエピソードは、多くの方から聞いてみたいものです。

    骨盤底筋を例に出しましたが、日本ではあえて言わなくても、日常生活の中で自然に組み入れられていたことが沢山あるように思えます。

    そんな色々をまた発見して行きたいですね〜。

    お話下さった100歳のご高齢の方の様に、トイレでなくても、しゃがむことは日常にもっと組み入れて行こうと思いました。ナンジャクになっておりますもの。

    04 2月 2013 at 7:56 PM

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