イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護職員さん、笑顔、静止の技。キープスマイルストッピング〜♪

2月 09 2013 | 介護の工夫

笑顔ストッピング

祖母が特別養護老人ホームに入所出来て、既に11年目に突入である。グンジョウアエンの年齢の倍以上生きているばあこであり、安心して特養ホームにお願い出来ている訳ですが、「自分たちはこんなところに入れるかどうかもわからないわよねえ〜」と母。オットの母上も、別シーンでオットグランマの事を話す度に、同様の事をぽそりぽそり。

自分の行く末五里霧中?ちょとでも世の中良くしよう〜♪そう思いながらばあこの元に通うワタクシでありまするが、相変わらずのいっちょかみ通いでありまする。

そのばあこ入所する特養ホームには、ばあこが入所する以前から在籍の職員さんが数名おられます。勤続13年でしたか?直ぐには思い出せませんが、よく知ったスタッフさんがいて下さるのは入所者家族にとっては大変心強いものであります。 でも、いつかは同じ法人の別施設に移動されてしまうのかしら〜んという小さい不安も無きにしも非ず〜。
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さて。しょうもないことかもしれないのですが、入所当初、何に一番戸惑ったかといいますと、スタッフさんとのご挨拶でありました。

しょっちゅう行っていると、施設内のスタッフさんの動きがなんとなくわかってくるのですが、間が空くと、スタッフさんがいつのまにか変わり、すべてが新人さんに見えてきて、誰が誰で何がどうなのかがよくわからなくなってしまうのだ。

誰が職員さんで、誰が介護士さんで、誰が看護師さんで、誰が、どんな立場の人なのか。うん?この方はパートさん?あれ?誰に聞いたらわかるのか。

職員さんの仕組み(?)関係(?)がよくわからない。

よくわからないまま、スタッフさんはコロコロ変わる。(変わるように感じるのだ)

あまりにもさっぱりなので、確か入所者の家族会からであったか?施設に、名札をつけて欲しいと要望。しばらくして職員さんの写真&お名前入りの表(?)が貼り出された様に覚えている。本当は名札が一番よくわかるのだが、制服(?)と、名札の装着方法(マジックテープはつけるのが大変)や、安全ピンは介助時に危ないとのことで、張り出しになった様に思う。

スタッフさんに挨拶をしたつもりで居ても、声が届かなかったり。グンジョウ目が悪いもので、誰に挨拶をしたかわからなくなったりもします。同じ方に2回3回挨拶をすることもあったり、しそびれてしまうこともある。

というようなことで、最初の方では、結構挨拶でくたびれていた。ヘロヘロよ。

挨拶とはタイミング也。タイミング命?

最近は、できる時にすればいいやと少々開き直り、そんな遍歴で今にたどり着くのだが、先日、(と言っても半年ぐらい前か)ばあこの食事介助をしていて、すばらし〜い場面に遭遇した。

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ある職員さんが、ばあこに食事介助中のグンジョウに挨拶をして下さったのだが、、、その笑顔と顔の角度が一瞬、しっかりと止まっていたのであります。 笑顔、ストッピングです。 スタッフさん、足元は車椅子を押すので前に進んでいるのですが、顔は、こちらを向けたままキープスマイル、完全静止、止まったままでありました。

普通ならば、こちら気づくのが遅くタイミング合わず、スタッフさんそのまま廊下に進んで行かれすれ違いになってしまってもおかしくない状況。けれどその静止動画の一瞬にグンジョウ「はっ」となり、こちらの意識は否が応でも彼女に向かい、自然に挨拶がこぼれ出てきたというわけです。

こ、この手腕があったか〜!!凄いぞ、職員さん!!!

ぱちぱちぱち。名凄技である。しかし、彼女はそれが自然な日々なのである。おういえぃ。

あまりの感動に、これはいつかワタシも使えるぞ、ふっふっふっ。

と思いはしても、そんな意識して挨拶出来ることなんてありゃしません。大概慌てふためき、ぱたぱた慌ただしいご挨拶。夢中でしていていつの間にか自分自身もそうなってるのかもしれませんがね〜。

自然ないつの間にかの さりげな挨拶名人に、なってみたいものですわ〜。

あ、イラストはイメージです。こんな立て巻ロールのぐりぐり頭で働いているスタッフさんではござんせんので〜悪しからず〜♪背景にはバラが飛んでました〜。 本当は真っ赤なダリアがどどーん!といったインパクト強すぎな印象でしたが〜。バラの方が伝わりやすいかなと思いましてね♪


gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。”いっちょかみ介護”実践中。
◆介護関連著書2冊
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本
◆ウェブ連載中
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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