イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

おやつの持ち込みにぴりぴりする施設?

1月 18 2013 | 高齢者介護施設

こんにちは。介護イラストレーターの群青亜鉛(ぐんじょうあえん)と申します。いらっしゃいませ。
骨盤の日光浴_GunjoAen

そろそろどこの高齢者介護施設も、大人の保育園のような広報はやめにして、ちゃんと施設の取り組みを外部にメッセージし続けるようにしてほしいと、なんだか、そんなことを私は思うのですがいかがかしらん、、、。あ、全部が全部と言っているわけではありませんので念のため。

誇張は必要ないんだもん。だって、既に、やっているよね、どこでも。レベルに大きな差はあるだろうが。ただ、やっている取り組みを、伝え続ければいいのだ。きっと。

毎日試行錯誤している取り組みは、第三者にとってはすごい発見かもしれない。現場では当たり前のことが、すごい宝の宝庫かもしれない〜、いやいや、かもしれない、のではなく、宝の宝庫なんだってば。

例えば。 施設での介護食はいったい何種類あるのだろう?通常食、刻み?食、ミキサー食、ソフト食、その他日々発展している。介護施設での取り組みは、きっと、どこでも最先端のように感じる。日々変わる体調の入所者さんに対して、試行錯誤で工夫の繰り返しだと感じる。

そこでの取り組みは、在宅で介護しているものにとっては、知りたいことが満載だ。栄養士さんや、調理士さんが、日々格闘していることの色々のカケラは、家庭でも取り入れられるアイデアがちりばめられているのだと思う。

ちょっと離れた視点から見て、当たり前のことを伝えてみていただきたいですなあ。
***********
さて話は変わりますが。

おやつの持ち込みはどこの高齢者介護施設でも嫌がるように思えますが、母さまを特養に預けている知人(親戚の訪問多数〜入れ替わり立ち代わり。入所して約1ヶ月也。)が、職員さんに、後からやめてくれ、と言われ、そんなん入所した最初からちゃんと言わないとわからんでしょ〜、プンプン、と怒っておりました先日。

その知人は介護中心者ではないとのことであるのだが、急に帰り際に職員さんから禁止事項を言われ、困惑したという。

話を聞いていて、目に見えることだけじゃなく、根底にいろいろな疑問があって、それが複雑にからんでいるような感じがしました。

職員さんは入れ替わり立ち代わりだし、顔なんてなかなか覚えられないし、(毎回違うし)、この職員さんが何をしていて、どんな役割で、担当が何で、どんな理由かがわからないまま言われるから、家族は混乱するのよねえ、きっと、、、、っとも思いました。

例えば、家族に伝える時に、例えばその職員さんが、ちゃんと自分の立ち場や役職を自己紹介してからメッセージをしたなら、多少は変わってたのかなあと思うのですけれど。

* * * * *

おやつは持ち込み出来るだけやめてな理由、、、。それにはこんな理由があるのかなあ、なんて思っているのですが、どうでしょう。

栄養管理ができなくなること。
誤嚥性肺炎になる危険があること。
置いてあるお菓子を、まちがえて違う人が食べてしまったり。
古いお菓子を口にいれてしまったり、など。

子どもと同じように、高齢のじいちゃんばあちゃんも、おやつをあげると喜ぶだろう〜と安易に職員さんが入所者さんにおやつをあげるなんて驚く様な施設のお話も聞いたことがありますが、、、、否、否、否、、、。

唾液が少なくなっていたり、飲み込む力が弱くなっているかもしれない人に、クッキーやあられなどの乾燥したおやつをあげてしまうと、食道に張り付いてしまったり、喉に詰まったりして、亡くなる危険性もあると聞きます。

本日冒頭に挙げたワタクシのイラストにも関連しますが、ポテトチップスが難なく食べられるなんて、元気だから出来る事。年齢を重ねて唾液量が少なくなると、飲み込みが難しくなりますし、こないに寝そべったまま食べるなんざ神業です。ゲホゲホ。

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まあ、そんなこんなで何があるかわかりません、体調もすぐ変わりますじじばば。くれぐれも、健康は大事にしてくださいませ。いや、自分だってば。うんぬんかんぬん。
gunjoaen



【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター

◆プロフィール◆
介護イラスト&エッセイを得意とする。家族の視点で、現状と次の一歩をユーモアを交え、えっちらおっちら発信する。ばあちゃんへの”いっちょかみ介護”実践し、お役立ちブログは開設より18年目。おもろくも辛口も含んだ問いかけは、介護や医療関係のプロからもひそかに支持されている。

◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ不定期連載中◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」
“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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2 Responses to “おやつの持ち込みにぴりぴりする施設?”

  1. poco-mama

    介護施設は 生活の場でもあるので、おやつを楽しみにされるかたも多く 七夕の短冊に「甘いお菓子をいっぱい食べたい」と書かれたかたも思い出の中に存在。

    ご高齢の方々の中には 糖分など制限がある方もおられるので、栄養士さんと相談したり、職員の方に声をかけておくと安心ですね。
    昔、ハトサブレというお菓子は1枚180キロカロリーあって、頭のところ おなかの部分 しっぽの部分 どこをかじれば 主食をけずらなくていいかなんて、今思うと笑い話になりそうですが 好きなサブレを召し上がっていただくには さてさて、どうすれば・・と栄養士さんと相談したことがあります。

    訪問時に禁止というのは 病院ではないのであまり聞かないのですが、食中毒が発生しやすい時期は 生モノなどご家族に持参をご遠慮していただくようになっているかと。

    食べる楽しみ 味わう楽しみ 可能な限り知恵を絞って 安全に安心して ですね。

    20 1月 2013 at 3:50 PM

  2. gunjoaen

    poco-mamaさん、ありがとうございます。
    ハトサブレですか。わたしは5枚は一気に食べてしまいます〜(^^;)
    そうですね、おやつは一つの楽しみでもありますから、自分を振り返ってみてもそれがなくなるのは淋しいですよね。

    その後はどうなったか聞いてはおりませんが、突然にやめてくださいと言われたことにとても驚き、憤慨した様子でした。

    知恵の絞り合いですか、いい表現ですね。やはり職員さんや栄養士さんとコミュニケーションをはかって、信頼関係を築いていくことが大事ですね。

    いつもありがとうございます。

    22 1月 2013 at 7:23 PM

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