イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

飲食店での椅子の役割あれこれ(ご高齢の方に向けても必要では)

1月 03 2013 | 介護全般

すべり座りと前傾姿勢
子供用には、椅子を準備している外食のお店は沢山ある。けれど、これからは、ご年配の方用に、座り心地のいい椅子を提供出来るか否かが、そのお店に行きたいか行きたくないかを決める決定打になるのかもしれません〜。

昨年末、ばあこの食事介助の一連をしに特養へ参上〜。その日の大きな目的は、先月から、月一で来られることになった理学療法士さんにご挨拶をさせて頂く為にでありまする。 最終的に、朝から6時間ぐらい施設におり、理学療法士さんともばあこの車椅子や日常の生活について沢山お話が出来たのですが、それに関してはまた後日少しづつ〜。

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施設からの帰りのバスを降りると既に4時前。よっしゃ、うどんを食べて帰ろう〜とうどん屋さんへ入りました。すると、先には30代ぐらいの女性がうどんをずるずると美味しそうに食べてらっしゃいました。 そのあと、高齢の方が、買い物カートを押しながら、店内へと。

窓際のカウンター席に2人が並んで座る風景となりました。

ぐったり座られたご高齢の方の背中と座り様は、いわゆるすべり座り、仙骨座り、ずっこけ座りと呼ばれるものでした。

ちらりちらりと元気な女性の座り姿勢と、どうしても比べてみてしまいます。ご年配の方は、この椅子にはどうしても深くは座れない様子です。

このお店は手打ちうどんのお店です。
「歯が悪いので、柔らかめのうどんにお願い出来ますか?」と最初に店員さんに尋ねられていましたが、ゆで上がりに時間がかなりかかるのが明らか。その間上半身は動かされていましたが、下半身はくたびれていたためかまったく動きがないままです。

このあとうどんが運ばれて来た後も、ほとんど姿勢はこのまま変わらずでした。食べられるかなあといらぬ心配をよそに、どんぶりの上に頭をかぶせて持って来るような感じでどうにか食べられていました。でもこの椅子では座り心地が悪いのは見てよくわかりました。

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今後は、介護施設に特化したものではなく、公共の場でも使える高齢の方に向けた椅子の開発も増々重要になってくるのではないのでしょうか。

、、だって、元気な人に合わせた椅子ばかりだと、落ち着いて座ることができないんですもん、、、。否、落ち着いてもらう必要はないのだ、ご高齢の方が増えるとお店の回転率が悪くなるからそんなことかまっちゃいられない、って考えもありますか?  うーむ、そのあたりどうなんでしょう?

と、今後の世の中について思いを馳せた、うどん屋でのひとときでありました。

〜皆様も、外食時に様々な年代の方の座り姿勢を少し意識して見てくださいませ。意外な発見があるかもしれませんよ〜。ちゃんちゃん。

【群青亜鉛(ぐんじょうあえん)イラストレーター】


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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