イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

ギリギリ戦争体験世代が両親。パニックの可能性がないとは断言できない

12月 20 2012 | 介護全般

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今日、介護職についていた方のお話を、ぼんやりと他人事のように聞いていた。

高齢者の介護施設に入所された方が、突然、戦時中の事を思い出されて、叫び出されたりした方がいらっしゃったのだということを。

それはなんとなーく、いろんなところから聞いた覚えのあるようなお話?というのは、施設で勤務されている方の、認知症の方のお話には多かれ少なかれ、戦争体験した方のお話が出てくるように覚えていたからである。

その方は続けた。
B-29だ!と言って突然興奮され、大声を張り上げて、パニック状態になられ、
周りに「バケツを持って来い〜!」と指示して消火活動を始められたのだと、、、、。

それに対応する看護師さんは、その状態を鎮めようとして薬を打とうとする。

けれど、その症状を押さえつける対応をするのは違うのだ、一緒にバケツに水を汲んで、(空っぽでもなんでもいいのだ)火の手のあがる周りに水をかけてあげたらいいのだ、その人のその世界に入ってあげることが大事なのだと、、、。

えっ?そうなの?ひゃ〜っ。驚きだ。びっくり。

ぼやん、ぼやん。ふうん、、、、。
・・・。
あれ?

自分の父母、舅姑世代は、幼い頃にせよ、戦争体験者である。海からアメリカ兵が上がってきた話とか、防空壕に入っていた話とか、タンスに残った焼夷弾?の痕の話とか、聞いたことがある。

ということは、、、、。

本人が忘れていたような戦時中の怖いことがあったときの記憶が、
もしも、もしもよ?

何かがあったときに、(加齢による認知症だとしても、あるいはフラッシュバック?)そんな記憶が、何かで戻ってこないとは限らないんじゃないの????

突然自分の身内がそんな風になったのを見ると、びっくりするから、押さえつけようとしてしまうやん。
頭がおかしくなったと思ってしまうやん。
一緒にその世界に入って体験するなんてことは、とうてい思いつかないよう〜。

これ、知っとくのと、知っとかないのとでは全然変わってくるじゃない〜っ。

父母、オットの父母共に、実際に徴兵された世代ではないけれど、空が真っ赤っかだった話とか、戦闘機が空に飛んでいたとかそんな話は聞いている。

今、70代の父母を持つ世代の人は、特に、もしものときの対応の仕方を、早めに知っとくのがいいように思える。きっと無駄にはならないんじゃないかしらん、、、、。

他人事ではないやん!!と、ひしひし感じた本日でありました。もっと学ぼう、学ばんとね〜。


gunjoaen
【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター
◆介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。”いっちょかみ介護”実践中。
◆介護関連著書2冊
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本
◆ウェブ連載
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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