イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

ばあこの不安をあおって、どうするねん。

11月 29 2012 | 介護者会・家族会

あ、これは、案内ではありません。先日行った講座のことです。

グンジョウが会員の介護者の会で、認知症サポーター養成講座を開催しました。

きっかけは以下。

今年の初春頃、会員同士の交流会で、私を含め皆が認知症についてあまりよく知らないように思えたことと、少なからず、皆ご自身がなってしまうのではないかとの不安を持っていることをそれぞれのお話の中から感じました。

関西人気質だからか、ご自身の物忘れなどをどうしても認知症とからめて笑いのネタにし茶化してしまうことが多いような印象を受けました。

認知症に関して多少間違った思い込みなども話題にあがり、けれどそれを違うとも突っ込めない自分がいて、ちゃんとした正しい知識を持つ機会を持たないとあかんのんとちゃうん???と、危機感を感じたことがきっかけだったのです。

世話人の方々に相談したところ、それはいいね、と了承を得、社会福祉協議会の方から「認知症サポーター養成講座」をしてはどうか、と提案があり、実現とあいなった次第。

今回は訪問看護師さんがサポーターとしてお話くださいました。
ご自身が訪問看護をなさっていてのご経験から、パワーポイントを使ってユーモアたっぷりの1時間半。ご自身の失敗談などもちらりと交えて、介護者の会だということで、介護中の方々にも、初心者にもとてもわかりやすい内容でした。前半は認知症の学びを。後半はケアに関して。まだまだ聞きたい!というのが正直なところです。もちろん、参加してくださった方々には大好評でした。

グンジョウはオットの母も無理やり(?)連れて行ったのですが、「最近行った大学病院の講座よりはるかにわかりやすくて、とっつきやすい内容だった〜。でも一回じゃすぐ忘れるわ。何回か聞かないと。」とのこと。

わたしが特に印象に残ったのは、、、、。

認知症状を持つ人に対して、「わたし誰?」と、目の前にいる人が誰なのかを聞くのは、よくないのだそうです。
よけい本人を不安がらせるだけだそうで、、、、。

自分でわたしは◯◯と先に言ってしまう方がいいのだそうです。
そしたら、本人も安心するし、ああ、そうやったそうやったと、納得する、、、のだそうで。
これは驚きでありました!!

いつもグンジョウは、ばあこに会いに行った時は、無理矢理聞いてましたんで、反省です。

「私はだあれ〜?」って。

答えられないばあこに、

「もう忘れたん〜?いややなあ〜」とか言うてまして、
「もう忘れたんか〜孫やでまーごー。あたしはアエンちゃんっ。わすれんとってやっ!」と声かけていましたが、
ばあこが困るのを楽しむ(?)感がなきにしもあらず、、、。

それって、いけずやん。いじめっこですよね。よう考えると、、、、。(T 。T)

次回行く時は、最初から名乗っておこうと思った次第です。
* * * * *

年明けに、今度は地元の社会福祉協議会主催で、認知症サポーター養成講座が開かれるとのこと。同じ看護師さんが講師を務められるそうでしたので、また予約をしました、だって話がわかりやすいんですもん。今度は姑だけでなく、舅も一緒にです。持っている知識を常に新しくしておきたいと思う次第です。

認知症サポーターとは
認知症について理解し、認知症の人や家族を見守る人で、90分間の養成講座を受ければ誰でもサポーターになれる。オレンジ色のリストバンドがサポーターの印。厚生労働省が2005年度から始めた「認知症を知り地域をつくる10カ年」キャンペーンでは、全国で100万人のサポーター養成が目標とされている。

(追記)
母に話すと、
「わたしの名前はすぐに出てくるから問題ない」とのこと。
そうかい、そうかい。
グンジョウの名前は忘れられてしまっているんかい〜。まっ、ワタシガ覚えてるからいいわいっ。


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

Posted by | no comments for now

にほんブログ村 介護ブログへ人気ブログランキングへ

Comments RSS

コメントはココ


*送信前にお読みください。
初めての方の投稿は「管理人の確認後に表示されます」のでご注意ください。返信等は、普段このコメント欄に書き込みします。メールの返信をご希望の方は、その旨お書き添えください。