イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

映画「天のしずく」を観てから

11月 14 2012 | 日々日常

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料理家 辰巳芳子さんのドキュメンタリー映画「天のしずく」を観てきました。

気をてらったものではなく、丁寧に料理(スープ)を作る。誰かの為に作る、気持ちを込めて作る。
それが印象に残る映画です。

スープを飲んだあとの染み入る表情が、映画の中には何度か出てきますが、そのほっとする感じがとても良く伝わってきます。

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丁寧に、丁寧につくられるスープです。

体調が悪くなっても飲めるものといえばスープです。「おつゆ」。映画にも出てくるように、特に、スープは命を繋ぎとめるものだというところ、深く頷いてしまいました。

むかーし、昔に入院したことがあるのですが、何日かの絶食のあと、最初の食事で出てくるのは定番のお粥と透明なスープでしたが、その味が本当においしかったことを覚えています。

お椀一杯だけで、具なんて何にも入っていなくて。昔の病院の食事ですから、元気な時に味わうと、もしかするとまったく美味ではないかもしれないのですが、いえいえそんなことはまったくなく。

なんだか心にも体にも染み入る感じで美味しくて、ゆっくりと、ほんわりと、しみじみと味わい飲んだ記憶が蘇ってきました。

日々慌ただしくしてしまうこの頃で、辰巳さんの推奨する、手間をかけた料理はなかなか出来そうにありませんが、ゆったりと、丁寧に作られるスープの過程は、見ているだけで心が和んできます。 その手をかけることが大事な事は、美味しい味につながる事は、おそらくみんながわかっている様に思えますが、いやはや〜なっかなか、、、(``;)。

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ですが、映画を観てからは、突然のマイブーム到来です。(まだ一週間しか経ってないってば)

鯛のアラを買ってきて潮汁を作ってみたり。鶏ガラを買ってきて、スープを作って見たり。アジを3枚おろしにしてみたり。

やはり整った生活だわ〜♪と、雑誌 「婦人之友」(婦人之友社)を9年ぶりに購入してみたり。購入した次の日に、友の会(「NHKの番組「あさイチ!」に時々出てこられる、スーパー主婦の方が所属されている会)の家事家計講習会に参加して見たり。十何年ぶりかに、昔お世話になった友の会の会員の方々とお会いして、笑顔で話せたり。(グンジョウは以前、在宅でばあこをみていた頃、会員でした。)

スープは101歳ばあこに食べさせると言うのではなく、一番おざなりになる一番身近な人、近頃ちっとも気が回らんオットに対してでありまして。わはは。ばあこの特別養護老人ホームで出る食事は結構美味しいので、ばあこの事はあまり心配していないのであります。

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と、言うように、自分の中には定期的に生活を見直す時期というものがあるようです。みなさんはいかがですか?

ゆったりと、心が整う映画だと感じました。どうぞ、映画館に足をお運びくださいませ、、。
(あるいは、いずれテレビ放送されることを期待して、お待ちくださいませ、、、。)

映画「天のしずく」

辰巳芳子オフィシャルサイト



gunjoaen

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター
◆介護イラスト&エッセイを得意とするイラストレーター。家族介護の視点で、介護とコミュニケーションの現状と問題をユーモアをまじえて発信中。祖母への”いっちょかみ介護”実践し22年。
◆介護関連著書 2冊
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)
◆ウェブ連載中
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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