イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

トイレ ・排泄・前傾姿勢〜っ。

11月 05 2012 | 人の身体と動作


毎回101歳ばあこへのポータブルトイレでの排泄介助は汗だくになる。

まず、前傾姿勢をキープさせながら、自力でのおしっこの排泄を促す腹圧をかけての介助。

背中にクッションをあてがって、前傾姿勢をキープさせたり、そのまま介助したりその時に応じていろいろである。

とにもかくにも、まずは前傾姿勢になってもらってからの手のひらでの腹圧かけであります。ぐーは、恐くてようしませんです。怖々。

おしりが前に滑っている、いわゆるずっこけ座り、ふんぞり返った姿勢、骨盤が後ろに倒れた座り姿勢では、おしっこはいくら押しても出ません〜。大事なのが前傾させることなんだそうです。

なんで汗だく?と言えば、ばあこは端座位(背もたれ無しで座っている姿勢)を保つことが出来ませんから、背もたれにガンと体重をかけて座るか、前傾するかのどっちかの姿勢しかとれないわけです。

前傾をキープするには、それなりの力で介助が必要となりますから〜かどうだか、毎回汗だくになるのは本当です。でも、力はそんなにいらないのかもしれません。特養の主任さんが介助されるときは、ひょいと力をいれないのに軽々といった様子ですから。

ばあこは移動リフトを使って移動します。スタッフがかかえる等の移動ではありませず。

スリングシートの装着(リフトの体の部分に取り付ける吊る為のシート。形状は違うがハンモックみたいなもの)方法を、配慮して、出来るだけ車椅子姿勢を保ったまま移動出来る様にすると、トイレに座る姿勢が崩れにくくなりました。これは驚きでした。

スリングシートの足側と、背中側の吊りの長さのバランスを侮ってはいけませぬ〜。 これを本人にぴったりのバランスを見つけて装着すると、トイレ姿勢は格段に良くなりますから。うちのばあこは格段に良くなりました。

もう、20年程使っている、古いタイプのポータブルトイレですが、今さら別のに変えると排泄出来なくなるかも、、、と考えるので、ずっと同じものを使っています。入院した時も、4人部屋にこのポータブルトイレを持ち込みました。 スチールのパイプ製ですが、とにかく丈夫なので助かっています。
イラストは2年前でばあこがまだ元気な時の様子、介助の手を描いてない排泄姿勢であります。でも、これで一人で放っておいて、排泄出来る訳ではありません〜。前にデングリ返りしてしまいます。



【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】

(↓201405追記)
103歳特養ホーム入所中 祖母ばあこをトキドキ通い介護中。カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信17年目。

ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

Posted by | no comments for now

にほんブログ村 介護ブログへ人気ブログランキングへ

Comments RSS

コメントはココ


*送信前にお読みください。
初めての方の投稿は「管理人の確認後に表示されます」のでご注意ください。返信等は、普段このコメント欄に書き込みします。メールの返信をご希望の方は、その旨お書き添えください。