イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

だんだん、テキトーになってしまうのだ。聞き役。

10月 30 2012 | 介護の工夫

携帯オンフック

とまあ、そんなこんなで、オットハハと話を始めると一時間はユウニ過ぎる。グンジョウは聞き役となる。解決策のない話が延々となってしまうため、オットハハもエンリョがちとなってしまい、しばらく電話が遠のいていた。

と、この間、まさしくエンリョがちに電話をしてきた義母であった。10日ぐらい間が空いていたので、不完全な思いがぷすんぷすんくすぶっているであろう事が充分想像出来た。
しかし。取った電話はもういけない。最初からの心構えがバッテンであった。グンジョーは、オンフックでこたつのテーブルの上に携帯を置きながらのながら聞きである。手では衣服のつくろいもの、針仕事である。

ーあえんちゃん、聞いてる?

と時々不安になって聞き返して来るオット母上であるが、聞いてる聞いてると返す自分を振り返ってみると大変ゾンザイであった。ごめんなさい。

聞き役に徹する、とな。世では傾聴、傾聴ぢゃと騒がしいようであるが、どうにもこうにも簡単ではない気がする。エネルギーも結構必要でありまするからして。

導きを間違えてしまうと、懊悩!ちゃうちゃう、oh!no!オールリピートおかーさま、それ今まで何度も聞きました、てんてんてん、、、という話題のラビリンスに入り込む。
聞いて差し上げたいが、自分に余裕がないときは失礼な受け答えをしている事が多いように思う。いや、失礼な受け答えになっている。聞く、のには自分の中にゆとりが必要である。

ちかごろはそれが度重なり、自分の中でも少々疲れてしまった。

あまりにもこれはいったいどないしたもんだい?となったので、知り合いの方にお電話をさせていただいた。

しかし。その知り合いの方にお話をさせてもらっていると、だんだん自分自身のあまりの不毛さに嫌気がさしてくるのだ。あまりにも解決策が特にないことでありますからして。むーん。

どうなったら、安心なのかを聞き出してみたら? その方のそのひと言で、少し明るい方向に向かう糸口が見つかった様な気がして、なんだか霧が少々晴れた気がした。ああ、聞いてくださることの嬉しさよ。感謝。

次の日、大阪に行ったついでにちょっとオット実家へ寄って話を聞いてみる。

義母に、現在ケアハウス入所中のばあちゃん(義母の実母である)の事をどうなったら安心?と聞いてみた。直接返事があったわけでもなく、どうなるものでもなかったのだが、ことの詳細も見えて来て、顔を見て話をするのが一番だわさと思えた次第。

義母が心の中にある気持ちを吐き出せたら、良いのかなと、思う次第でありました、そんな近頃。

【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : イラストレーター】


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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