イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

事故が起こった時の責任は?入所者のご家族が持病を隠して入浴介助 3

10月 29 2012 | 人の身体と動作

ぴーちくぱーちく
自立している人が中心で入所するケアハウスだから、家族の入浴介助には寛容だったのだろうか?

本日は、以前ここに書込んだ内容「事故が起こった時の責任は?入所者のご家族が持病を隠して入浴介助」のパート3である。

2回に分けて記した内容は、”持病を持ったご家族が入浴介助して、もし事故になった場合の責任はどこに行くのか?”というものだった。興味のある人は太文字を検索にかけて、再度読み直して頂ければと思う。

記事では、あくまでも推測とし、ご家族は圧迫骨折を過去した方で、まだ回復していない状態で、いつまた再発するかわからない状態とする。とした。
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あらまあ、はてさて。
この、圧迫骨折がまだ完治しておらず、というのは、実はグンジョウの姑の事であった。

一見背筋がしゃんとしていて若く、てきぱきと全てをこなしていそうだが、70代なかば、圧迫骨折の痛みを常に引きずりながらの義母は、要介護2、軽度の認知症の90代のばあちゃんを、最終的にケアハウスのお風呂で3回入浴させた(入浴介助した)。
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その頃はまだ歩けていたオットハハカタばあちゃんだが、2ヶ月たった今、圧迫骨折を発症し、寝たきりとなり、以前のような入浴は出来なくなってしまった。

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義母に言わせると、「最後の思い出にお風呂に入れてあげられてよかったわ。ちょっと無理をしたけどやって良かった。しみじみ。」 なのだが、無事だったからいいようなものの、その間の身内の心情はとても複雑で、ハラハラし通しであった。

圧迫骨折がまだ治っていない義母がお風呂場で自分がすってんころりしてしまったらどうなるのだ? 再度骨折して、寝たきりになってしまったらどうするのだ? もしものことがあった時の責任はどこにいくのだ?等等。とうとうたらりたらりら たらりあがりららりとう。なんだか頭の中がもやもやするのである。

正直に申し上げると、ごめんなさい、オットバアちゃんの心配は二の次だったのだ、、、。こちとら心配なのは義母である。
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一番問題なのは、ことの無謀さがよくわかっていない人が指示をしてしまうことなのだが・・・うーむ、これはヨメ・グンジョウが口を挟める事ではないのでありまして、だからなんとも困るのでありまする。 

グンジョウが出来るオットばあちゃんへのいっちょかみ介護は遠方よりの見守りであり、義母の話を聞く事でありまする。 直接手を出す事は無理なため、本当の事情は霧の中なもんで、どうにもこうにもイジイジする。
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最初はぼやーんと義母の聞き役に徹していたグンジョウは、はてこれは、危ないんちゃうん?と、その危険性をひとつひとつ取り上げて、自己流の検証をしてみた。ぼやーんな聞き役は、危なさに気づいたとたん、豹変する。

電話での相談に、義母に向かって、入浴介助はとにかくやめなはれ!と叱るという暴挙にも出た。 介護に一生懸命で一途で夢中の姑はどうも聞いてなさそ〜なので、と少々厳しい内容の「やめなはれ!!」メールを送ったりもした。 グンジョウ自分で何も出来ないくせに、入り込むのはいかんと少々、あかんあかんと距離を置いたりもした。
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その後いろいろなことがあり、姑が自身の圧迫骨折を隠して入浴介助していたことがケアハウス側にもわかってしまったそうなのだが、グンジョウとすればああよかったとほっとしている。
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現在オットばあちゃんは、特養への入所を打診中で、「要介護3だと入所可能ですよっ♪」とその施設からは返事が来ているそうだが、認定は11月にはいってからだとか。
本当は2の状態で入れるのがベストなのだが難しいらしい。施設の事情はよくわからない。2と3の違いは、大義名分か。微妙〜な気がしている。

ばあちゃんは、要介護度2、軽度の認知症が見られるが、2ヶ月前にはまだまだ買い物カート押しながらだと歩けていた。しかし現在は車椅子での食事以外は寝たきりになってしまった。原因は夜間トイレでの転倒による脊椎の圧迫骨折である。夜8時から朝8時までは、管理人のみで、一切見回りのない(?)ケアハウス(自立が入所の条件)である。

そのあと、ベッドから移動時に転倒。腰に激痛が走る様になってしまい、痛さに堪えられず、無理も出来ず、今はベッドに寝たままとなってしまっているとのこと。うーむ、である。



gunjoaen

【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん :介護イラストレーター】
(↓201405追記)
103歳特養ホーム入所中 祖母ばあこをトキドキ通い介護中。カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信17年目。
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」連載中こちら

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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