イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

痩せると、骨が座面に刺さってお尻が痛いの

9月 30 2012 | 人の身体と動作

座骨結節座面にささる座り姿勢になると、だいたい、体重のかかる部分は2通りある様子です。

ひとつは、
骨盤に上半身をしっかり乗せたような姿勢。骨盤を立てて座ると一般的に言われる姿勢です。もっと分かりやすく言うと、

座った時に、お尻と座面の間に手のひらを上に向けていれると、ちょうど肛門の両側に、骨のぐりぐりを感じるかと思いますが、このグリグリを感じる姿勢が座骨結節に体重がかかった姿勢で、これを専門用語で言うと「座位」と言うそうです。

もうひとつは、
骨盤の真ん中に仙骨という箇所がありますが、ここに体重をかけた座り方、、、。これを、滑り座りや、ずっこけ座り、仙骨座りというそうです。これは電車の中で脚を放り出したおっさんや、わかもんくん等がよくしています。そうそう、こんぴゅうたゲームに夢中なお子もよくこの姿勢になっています。

昨日のイラストは今ひとつ説明不足でしたので、加筆修正をいたしました。又覗いて頂ければ嬉しいです。そして、今日はこちらにまたもうひとつ加筆を。

車椅子に座りっぱなしになっていると、体重はたいてい体の癖で、同じところに圧がかかると思うのです。そのまま動けない人がそのまま放っておかれてしまうと、その部分が床ずれになりやすいのです。気を付けて頂ければと思います。

今日記した、座位、の場合は、おしりにはまだ脂肪がある箇所ですが、仙骨に圧がかかる仙骨座りの場合は脂肪も薄い、、、。こちらもご注意ください。

痩せてしまった方は、たとえ、ご自身で動ける方であっても、このおしりの痛さは切実です。ふわふわで埋もれ過ぎない程度の、圧を分散するクッションを選んで頂けたらと思います。(ふわふわ過ぎると、立ち上がれませんので、、、)

おしりの皮膚のチェックは、1日に一回はしていただけたらと思います〜。(健康な方でも座りっぱなしで作業をすることの多い方は、座骨があたるあたりがおそらく皮膚が黒ずんでいるはずです。ご注意。)

同じ姿勢のまま、というのは、血の巡りが悪くなり、同じ箇所に圧がかかったままになるので、褥瘡になりやすい〜、気いつけましょ〜と覚えてもらったらいいのではないでしょうか〜。

《↓追記です2013年9月》
祖母、坐骨結節があたるところが傷になってしまいました。
向って右の欄外の、9月のカテゴリーをご覧下さい。

《↓追記2014年1月》
あとちょっとで治りそう、、、。結果、褥瘡が治るのに、5ヶ月はかかる様子です。特養入所で看護士さんに毎日手当をしてもらってですから、在宅介護の場合だと、家族にかかる負担は大きいと思われます。褥瘡は作らないのに越した事はありません。
gunjoaen
【群青亜鉛 : ぐんじょうあえん : イラストレーター】
プロフィール《追記2014年10月》:在宅で9年半 親戚同士で介護の後、103歳の特養ホーム入所中祖母”ばあこ”をトキドキ通い介護中12年目。カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて1998年より発信して17年目。
Webマガジン介護ライブラリにて:介護トピックスコーナー「自宅で介護お助けヒント集」連載中こちら

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介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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2 Responses to “痩せると、骨が座面に刺さってお尻が痛いの”

  1. はりょっ!

    もともと痩せている76歳の父が今回入院し、尾てい骨周りの痛みの辛さを訴えるのが見ていられず…こちらに辿り着きました。

    「ふわふわで埋もれ過ぎない程度の、圧を分散するクッション」←具体的にどんな製品があるのか紹介していただけませんか?あれやこれやネットで見たり、実際に使用した方の感想を読んでみたりしていますが、どれもイマイチで…結局、寝たきりや車いす生活では限界があるのかもしれませんが★

    21 2月 2013 at 9:09 AM

  2. gunjoaen

    はりょっ!様
    書き込みありがとうございます。
    お父様が痛がられる様子は、見ていてとてもおつらいと思います。気が気ではないですよね・・・。心のしんどさ、お察し致します。

    私は祖母に使ってみた経験でしか、お返事出来ませんが、よろしいでしょうか。

    群青*介護ブログの記事
    いいクッションは、みんなが使いたがる
    baa.gunjoaen.com/blog/post4970.html

    車椅子クッション選ぶポイントのあれやこれや
    baa.gunjoaen.com/blog/post10548.html

    等をご覧下さいませ。

    空気とシリコンジェルによるクッションです。祖母にはこれが今は合っている様です。使って、1年と5ヶ月位でしょうか?ホネホネの体ですが、褥そうも出来ず、車椅子に座れています。

    ですが、人それぞれなため、お体の状態に合うかどうかはわかりません。使い方にもよると思われます。

    このクッションの形状は、左右が大きく二つに分かれていて、
    空気の弁でそれぞれのブロックが繋がっています。
    エアポンプで空気を入れて使います。
    空気を入れる口は左右にひとつづつあります。
    パンパンにいれないで、多少沈むぐらい。でも、
    クッション下の座面には触れないぐらいです。
    冬はこのシリコンジェルが暖まるまでが少々冷たいです。
    (地震で、家具などが倒れない様にするための、クッションでもシリコンジェルのものがあります)
    そんなクッションです。

    以下は、介護に関する参考のHPです。

    理学療法士・大渕哲也さんのホームページ
    「老人介護についての個人的ホームページ」
    homepage3.nifty.com/MYKAIGO/
    ここにはかなり色々な内容が入っています。わかりやすく、高度な内容です。

    その中で、
    2介護福祉機器のコーナー(車椅子や食事道具などの工夫の実践報告など)
    homepage3.nifty.com/MYKAIGO/kikitop.htm
    こちらから、興味のあるページをご覧下さい。

    クッションを置く前に、座面にちょっと工夫をしていただきたいことがあります。
    上記の 2介護福祉機器のコーナーから、
    (41)車椅子座面の「へたり」改善 をご覧下さい。

    これは参考になるのでは?
    同じく、理学療法士・大渕哲也さんのホームページ 2介護福祉機器のコーナー から、
    こちらも、
    (47)尾骨褥創用手作り車椅子クッション

    かなり難しいこともかいてありますが、作られる場合でも、作らない場合も、よく読まれることをお薦めします。とても学びになります。

    ベッドの場合は申し訳ないのですが、わかりません。

    介護福祉用具に付いて良く知っておられる方(レンタルの事業者等)に相談なさるのもいいと思われます。様々な方に聞いてみられるのがいいと思います。

    以上、参考にして頂けますでしょうか。

    21 2月 2013 at 9:14 PM

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