イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

飲み込まずに吐き出してしまう

8月 26 2012 | 人の身体と動作

のみこめません
飲み込みの話が続きます。
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水分補給は必須。しかし、飲み込みに少し障害の出て来た、すぐむせるジジババには飲んでもらうのが至難の業。 お茶に適度なとろみを加えるとするすると飲み込め、むせが少なくなります。

とは言え、そのとろみ調整剤を入れたお茶って、皆さん飲んでみた事ありますでしょうか?

その味はなんとも味気な〜く。ちょとのんだだけでもげぷっ、となってしまうぐらい、重たい量感。結構な満腹感があります。

いやん、うちのジジババ、とろみつきのお茶を呑まないの〜とお嘆きの方もきっと数多いと思われますが、この味です。わからんでもないと思ってしまうワタクシ、グンジョウです。

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うちのばばさま101歳。特養入所10年。とろみ付き食事で飲み込みOKのミキサー食。お茶はケチャップぐらいの柔らかさ。食欲あり。左手のみ使えるので、食事をスプーンに乗せると自力で口まで運び、食事が出来ます。

さてそのばあこ、いつもぱくぱくと呑んでいたにもかかわらず、昨日ちっとものみこまず、ゴボッ、と口から吐き出します。姿勢が悪いのかと車椅子の座り直し(移乗リフト使用)をしますが、でそれでもダメで吐き出してしまいます。

メニューはカレーです。カレーは昨年、喉にイガイガが残る調理が2回も続いた為、それ以来喉越しを確認することは必須事項。
(過去記事参照→介護食〜つぶつぶ・ザラザラ・イガイガは嫌よ
今回は大丈夫でした。だのに、ぐぼっと吐き出します。母と交替で食べさせますが、無理。

これは体調が悪いのかと、食事水分摂取記録帳を調べますが、お昼までの水分量は既に1100mlで充分な量が取れていたことから、昼までは元気に食べられていたみたいです。スタッフからの注意書きも特になし。今までにそんな事がなかったので、介助する母上は少し困っている様子。

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今日は納涼祭なため、特養の雰囲気は慌ただしい。ボランティアさんが行き来をしたり、声掛けがあったり。で、部屋に連れて行って食事をさせると、さっきよりは食べる様になりました。気持ちもあるのね〜。でも滞りがち。

次に、カレーにミキサー状の福神漬けを足してみました、、ら、、ぱくり。ごくんと、食べたじゃないですか!

あれま?

ほうじ茶もあまりにも飲まないので、最後の手段です。はちみつを混ぜてみました。ごくん!

飲んだじゃないですか!

なんや、、、、味かいっ。(--;)家より持参したヨーグルトもぱくぱく食す。
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結論。今後、のりの佃やはちみつを常備して、味を加えながら食べさす。ということに〜。

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食事をごっくんしてくれないねん〜という時は、まず体調、食事の姿勢を整える。そして味付けに+アルファして、変化をつけてみる。これをお試し下さいませね〜。そんなの当然よぅ〜とおっしゃる方。本当に敬意を表します。



【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:介護イラストレーター 】

《追記2014年9月》
103歳特養ホーム入所中 祖母ばあこをトキドキ通い介護中。カイゴのつれづれを、家族介護者の視点から、えっちらおっちらウェブにて発信17年目。
ウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて:「自宅で介護お助けヒント集」月いち連載中こちら


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