イラストレーター群青亜鉛が発信する、104歳おばあちゃん介護のイラストエッセイ。介護の工夫と次の一歩。

介護における、お願い力。甘える力。

8月 27 2012 | 介護の工夫

眉間のしわは心のしわ
おねがいりょく。甘えるのが上手い人、というのが世の中には存在する。これが上手い人が世渡り上手なのかもしれない。

甘える、という言葉を使うとマイナスイメージを感じる人が多いのかもしれないので、「お願い力〜おねがいりょく」〜と言葉を変えてみよう。

お願い力〜おねがいりょく〜

はて、介護を自分一人でやるってったって、限界がある。往々にして、介護中のご家族はがむばり過ぎで、ご自身でまず徹底的にやってみて、あかなんで(あかんかって)、初めて「助けて〜」な声をあげるような気がしている。

えらそうなことは言えない。グンジョウもそんなところがあるが、わたしはヘナチョコなので、ええかっこしいをしてすぐボロが出、あーんとメソメソし、くじける(子供か)。そのため、ええかっこしいをしない事が目下の課題で、人にいらん迷惑をかけないポイントだと思っている。

はて、みなさまはどうでありましょう?

自分を励ます大丈夫。ほんまに大丈夫?

介護を自分一人で抱えてしまう時に発する、元気づけの「大丈夫」は、「ほんまに大丈夫?」と常に問いただして見ていただきたい。

自分がどこまで出来るのか、限界までとことんまで挑戦してみる姿勢は、日本人気質なのかもしれないとふと思う。それはそれでいいのだが、皆、自覚症状がないのが困ったところで、介護で体力もハートもトコトンぼろぼろになって懲りないと、人の言う事が耳に入って来ない様子。が、ご自身が壊れるまで介護をやってしまうのは、おやめくだされ〜い〜御代官さまぁ〜と切に思う。

「お願い力(おねがいりょく)で、ノリキル介護」

これが理想だ。おねがいりょくで、しぶとく行きたい。

これを柔軟に使いこなすのが生き抜く術か。人に揉まれんことにゃ〜育たないわな〜。しかしながら、その人その人がその時々で出会う様々なことに対処して行けば、自然に培われるもんじゃないかと思うのであります。

わたしって甘えべたやねん、損な性格やわ。小さい時からそうなんよ、と、くよってしまうお方様も、まっ。だいじょぶだいじょぶ。「モーマンターイ(広東語で、問題ない、大丈夫、の意味。「没問題」)なんとかなります。」 思いはためこまず、表現をして頂けたら〜(でも、話す相手は選んでネ)。

師匠は、介護中のオバ様である。

ワタクシの近頃の師匠は、介護真っ最中、あるいは卒業されたオバさまオジさまであります。皆さんの生き抜く(?)たくみな技にはすぐ感動してしまうのでありますが、いや、それは特別なものではなく、日常の様々な場面で養われたもの、、、。それは何げない会話の中にも、宝石のように散りばめられているのであります。キラリキラキラ。

そのタクマシさを自分に取り込もうとすると、どんどん、自分自身に初々しさがなくなってきている気がするんですが、まあ〜それはそれとして〜。やはり、身近なところから、学んで行こうと思うわけであります。

今日のまとめ:みなさんの中の「お願い力」を、更に磨いて下しゃんせ。

【群青亜鉛:ぐんじょうあえん:イラストレーター



◆プロフィール◆骨格大好きイラストレーター。高齢者介護の工夫やバリアフリーの住環境に精通した、くすっと笑えるイラスト&エッセイを得意としています。介護HPを立ち上げ21年目。腰痛持ちで整理下手なため、日常の体の動きと使うモノのサイズの関係が、近頃とっても気になります。

◆介護関連著書◆
介護のお助けマンガエッセイ
介護用具・日用品カスタマイズ本(共著)めでたく2冊とも、完売です。読みたい方は中古本でお願い申し上げます。
◆ウェブ連載◆
こちらウェブマガジン ”介護ライブラリ”にて「自宅で介護お助けヒント集」“介護ライブラリ” 〜介護の悩みを減らしたい〜

(以上のプロフィールは2018年4月現在)

明るくユーモラスに大真面目に、何気ない日常の一コマを大切にした、コミュニケーションの現状と次の一歩を表現。皆さんの想像力をこそばします。


介護は幅広い知識があったほうが楽です。在宅介護のご家族は、介護職や看護師さん、セラピストの方にもどんどん質問して知識を還元してもらって下さいませ。このブログ記事もとっかかりにして頂けたらと願います。

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