刻み食&とろみのついた食。飲み込んだ後の違いは何〜?
「刻み食はねぇ〜、誤嚥しやすいのよね。」
祖母、誤嚥性肺炎により入院し、状態よくなり元の特養に戻れ、食事時に看護師さんがおっしゃった。わたしの目は点になった。
えっ?そうだったのか。もっと早くに知っていたら刻み食を一生懸命食べさせたりしなかった。知らされないというのは罪ではないか。
ちょうど一年半前である。その頃の祖母は100歳まであと4ヶ月の端境期で祖母が死ぬか生きるかも端境期。胸のカラータイマーは光っぱなしであったがどうにか乗り越え現在101歳、元気にしている。
逆算すれば祖母のミキサー食歴は1年半か。ミキサー食とは介護食で読んで時のごとくミキサーにかけた食事である。適度にとろみをつけると飲み込み易く、むせにくいので飲み込みが難しくなった人にぴったりの食事なのだ。
2012年5月19日現在では、刻み食はむせやすい、は介護の現場の常識であろうが、私ら家族は刻み食を疑う事なく長年を過ごして来てしまった。飲み込みを学べばすぐわかることなのに。
ない頭で飲み込みを理解するのはなかなか小難しい。で、こんな想像図を描いてみた。きざみくん(水分くん)ととろみ君の対比である。(イラスト図)
向かって左は刻みやお水。
このお子達は騒がしく、動きたがりである。器官を通り抜ける間も、跳んだり跳ねたりじっとしていない。新しいもの好きなので、ピチャッと跳ねて、破片やしぶきとなり気管に入る事もある。むせの原因でありますゲホゴホ。例えば脱水症状のジジババにいきなりそのままの水はNGである。と・ろ・み、是非覚えておいて欲しい。
イラストの向かって右は、とろみをつけた食事の場合。
器官にそってどろりんどろりん伝って行きます。このとき粘度がありすぎるとおもちの状態となり喉が詰まりますのでご注意下さい。
あくまでも想像図です。食道の形状等異なります。専門家の方からはおそらく突っ込みがはいると思うのですが、私はこんなイメージで理解した為、食事介助でむせる家族に日々悩み、泣きそうな方々のご理解の助けになれば。
食道を食物が伝って行くのはあくまでも蠕動運動です引力ではありません。逆立ちをして飲んでも、胃に向かって降りて行きます。(嚥下に問題のある方は、特に逆立ち飲食はご注意下さいませ。)
【群青亜鉛(ぐんじょうあえん)/イラストレーター】












