目次
 


その1

その2
その3
その4

  • たまたまが重なって。
  • 順番まちがえたらあかん
  • 介護の努力は人前で。
  • 群青、アトピー治る。
  • どんどん外出しよう。
  • ベッドの高さ。
  • 夜は寝る、です。

たまたまが重なって。
 

'98


群青の場合、
たまたま、結婚したばっかりで、
たまたま、主婦してて、(仕事してたら、また違ったと思う。)
たまたま、ばあちゃんが倒れて、
たまたま、そばに住んでいて、
たまたま、介護の手助けをした。

たまたま、介護のローテーションをかって出、
たまたま、私ら夫婦の住み家は借家で、
たまたま、ばあちゃん家の部屋が空いていたから
     同居しないか?とお声がかかり。
それならばあちゃんも心強いだろう、
     と軽い考えで引っ越した、
訳ではないが、やはり、考えは甘かった。
     と、思う。

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順番まちがえたらあかん
 

'98


出来る人が介護をやればいいとは思いますが
他に兄弟(おじさん、おばさん。)がいるのに、
それを通り越してやってしまう私みたいなんはよーないですね。
(良くない。)
いやあ、5年と4ヶ月ばーちゃんの介護に携わってきて、やっと気が付きました。

孫が大きい比重で介護にかかわるのはあんまりいい事とちゃう気がする。

これから少子化時代やから、孫がじいちゃん、ばあちゃんを看るというのもふえるかもしれへんねんけど。どうしようもないとき以外は孫に重点がかかるのはちょっとしんどいかなあ。最近、お孫さん(20歳前半位 )が車を運転して、ショートステイの送り迎えをする家も増えていますね。
皆さんの家では、お孫さんは
どういう風にかかわってらっしゃるのでしょうか?
まったくのノータッチ?お手伝い程度はする?「天うらら」、位?

私のばあいどうしようもなかった、、、とその時は思いこんでたけれど、
そんなどうしようもないわけではなかったんだ、と今は感じますなあ。
私がいないとどうしようもない、と、思いこみが激しいので
それはそれでいいふうに作用した訳ですが。

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介護の努力は人前で
 

'98

ええかっこしいは、介護には禁物
「しんどい時はしんどいと皆の前でべそをかこう!」


群青はいつも表向きはニコニコ(影ではポロポロ泣きべそ)していた結果 、介護の見えないしんどさがわかってもらえず、 自分が倒れる寸前になって、爆発です。 お願い、つらい、しんどい、頭の線切れる。
ショートステイ増やさせて欲しい!!!

でも群青の気持ちの経過が、まわりのみんなには
ちっとも伝わってないもんやから、
「なんで、ばあちゃんをそんなにのけ者にするの?」

っって、ちゃうねん。のけもんにしてるんじゃなくって
私これ以上、介護ようせん(>_<)。

ギリギリになって、自分の崖っぷち度に気付く。

「でも私、モウできひん、身体ボロボロ、
これ以上やったら倒れてしまう、うえーん (>_<)

今まではどないか、若さ(?)と体力で だましだましやってきたが、もう、あかん、たのむ、お腹痛い。

やっとこさみんなの前で弱音をはく
で、やっとみんな向き合って介護者会議。

ええかっこしいは、介護には禁物やわ。
「しんどい時はしんどいと皆の前でべそをかこう!」

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ぐんじょう、アトピー治る。
 

'98


個人的な話。アトピーが最近引っ込みました。
私は小さい頃からアトピッコでした。でもずっと20歳からおさまっていたのに、結婚してからまた、ひどくなりました。

出るのは手だけでしたがかゆいときはもう、眠れません。両手が血だらけになっても掻いてしまうのです。眠いのに、眠れない。助けてくれーの心境です。朝起きて爪の中に皮膚がいっぱいめくれてるなんてのはいつものことでした。おにぎりなんて、素手では握れません。

色々病院ジプシー(※注1)をやりましたが、なおりませんでした。
原因はなんとなく、わかってたんですが。


でもその、全然なおらなかったアトピーが、
ばあのショートステイを増やしてから
すっかり治ってしまいました。
おにぎりが素手で握れるようになったのはホントにうれしい。素手で食器が洗える。両手が普通 に使えることはなんて幸せなことなんだろう。
精神的にかなり無理をしてたんだなぁと、あらためて感じました。

(※注1)病院ジプシー  病状が良くならないため、あちこちの病院を転々とすること。アトピーの患者にはとても多いのです。

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どんどん外出しよう。
 

'98


最近はばあをおいて、どんどん外出します

ばあちゃんが家にいるから申し訳ない と思って居たのはちょっと前まで。
外出していてもつねに頭ん中にばあのことがあって、なんだか楽しめないというのは精神衛生上良くない。

ばあちゃんのことばっかり考えていた始めの4年間、新婚にもかかわらず私は老けた。見てくれもかまわず、私はかなりおばはん(^。^;) (-_-;) になってしまっていた。
これではいかん。介護に没頭して、良いお孫さんと言われるかもしれないが、このまま続けて歳をとると、私はただの都合の良い姪っ子で終わってしまうカモシレナイ。(カッテナジブンノオモイコミ?)自分の人生もしっかり考えないと、だめだ。

そう思ったときおばあちゃんがいるから、と言うことをいいわけにして家にこもるのをやめた。あっけらかんとすごすことにした。知らない間に自分についた変な皺はなかなかとれるもんじゃない。がいいんだ。自分の人生だ。

最近はばあは車椅子にずっと座れるようになった。これは外ですごす機会が増えたから。

3時間ぐらいの外出の時は本をよんでてもらったり、テレビをみていてもらったりしてそのままでかけます。

ずっと家におれないときは 横になっててもらう。ほんで出かけます。

ばあのからだノコトを考えると、本当は昼は起きておいて欲しい。し、昼間色々リハビリして上げたいとは思う。


でも、婦人会などで外出の多い私。
いちいちかかわっていては身がもたない。
ずっと声かけもしてられない。

この間は自分が当番だったことも忘れて、朝9時から、夜の7時まで
出かけてしまいました。ばあは勿論昼食抜き。 (^。^;)

帰宅時まったく明かりのついていない我が家をみて、やっと自分が当番だったことに気付いたのでした。ああ、ばあ、ごめん。

でも、まったくといっていいほどばあのことを思い出さずにダンナと一日過ごせたんで、許してもらおう、ばあ、ありがとうー。

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ベッドの高さは、さて、いかほどか?
 

'98


ウチの場合、ベッドの高さ、ちょいと高め。
ばあが
つま先でどうにか座れるぐらいの高さに戻しました。

ここ半年ほど、ばあちゃんにあわせて、しっかり足の裏が着くぐらい低めにしていましたが、
特に今まで以上にベッドサイドに座ってリハビリするわけでも
なかったし、介護してる皆が腰痛になり、調子が悪くなったので高めに戻しました。
本人も大事ですが、在宅介護の場合は介護者の身体の方が大事だと感じます。

だって、介護者が倒れたら、もともこもないですもんね。

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夜は寝る、です
 

'98


私の当番の時の夜は「尿取りパッド」をばあにはあててもらい、私は寝ます。
以前は夜、最低1回はトイレに連れて行って居ましたが
腰痛になったりいらいらして、身体に良くないのでやめました。

ばあちゃんのためばあちゃんのためと無理してやってましたが毎日顔がめそめそ君になってしまうんです。顔がミイラでした。


ばあはパッドに
おしっこしてるときや、朝まで我慢してるときやら、色々です。
でも、私の身体がもたないので、その時はその時です。
なんぼばあのためやゆうても、しんどくてもうトイレにはよう連れていきません。

叔母は夜2回。ウチの母上は1回はトイレに連れていっています。

叔母は別にしんどくないよ、とのこと。ウチの母上はかなりしんどそう。
ほんとにえらいときは わたし式にやって、夜は寝る、そうです。

手で使うお丸、もいったんは考えましたが、ばあは手の抑制がきかないためふるえてうまくつかえないんで、やめました。

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グリコのおまけ
 

 

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gunjoaen@hello.email.ne.jp

制作:(C)群青亜鉛
2002(改訂)